名言大学

#数学者・物理学者

今の教育では個人の幸福が目標になっている。
人生の目的がこれだから、
さあそれをやれといえば、
道義というかんじんなものを教えないで手を抜いているのだから、
まことに簡単にできる

数学者は、
課題を待つのではなく、
自分のためにそれを提起するという積極的な立場をとらなければならない。

ヒューゴ・シュタインハウス

応用して答を出すというところがまた大変でしょうけれども、
とにかく基本法則さえ知っておけば何にでも取り組めるという安心感があります

数学は科学の女王であり、
数論は数学の女王である

(日本の学生の海外留学が近年、
減少していることについて)なぜ世界に目を向けないのか。
日本を飛び出すファイトを抱き、
国際標準を目指してほしい

あなたが科学者の説を認めるならば、
あなたは科学に大きな貢献をすることになるだろう。
あなたがそれに対して『はい』とか『いいえ』と言うだけでも、
将来の進歩を助けることになる。
一部の人は自分の考えに固執して口にするのをためらうに違いない

人は極端になにかをやれば必ず好きになるという性質をもっています。
好きにならぬのがむしろ不思議です

子どもを教育するばかりが親の義務でなくて、
子どもに教育されることもまた親の義務かもしれないのである

どんなに頑張っても、
結局釣れるのは魚ではなく海藻かも知れない

自分の場合もそうなるところだったが、
真剣に自らの命を絶つことを考えている人のためのセーフガードを設け、
知識や本人の同意なしに安楽死せざるを得ない状況に追い込まれるようなことがないようにすることが必要だ

一日、
生きることは、
一歩、
進むことでありたい

数学──それはあらゆる問題への答えを用意して集めたものではない。
それはむしろ考え方の学校だ。

今後100年間のどこかの時点でAIは人間の能力を超えていきます。
そしてこの人工知能の目的は我々人間を“余所者にすることだと気づく必要があるのです

自然現象の不思議には、
自分自身の目で脅威しなければならぬ

本業をやっているときに、
本業ばかり突き詰めてやっても効率が上がるかといったら、
そうでもないんです。
だから、
もう少し肩の力を抜いて、
まともに考えたほうがいいと思います

大切なことは、
すべてのことをどのように静かに受け取るかを知ることである

人は動物だが,単なる動物ではなく渋柿の台木に甘柿の芽をついだようなもの、
つまり動物性の台木に人間性の芽をつぎ木したものといえる

大学の研究室もじゃんけんで負けて希望とは違うところだったし、
ラジオを組み立てるのが好きだったから電子工学でも、
植物栽培が好きだったので農学部でもよかったんです。
何にでも興味があり、
いろいろな経験をした。
そうしたことが後につながりました

(ノーベル賞授賞のメダルの感触はという質問への言葉)別にただの金属ですよ

厳しさというのは、
何かを成し遂げるときに必要なものです。
成し遂げたことで喜びが返ってくればいい。
私はその繰り返しです

外界の存在を忘れてしまった純粋数学者は、
色や形を調和よく組み合わせる能力はあるのに、
モデルを失った画家のようなものだろ・・

コロラド州ポルダーではそれぞれの家に太陽光発電のシステムを設置させて、
これをコンピューターで制御して需給バランスを調整しているのです。
実はポルダーで使われている技術は、
日本のもの。
だから日本でもこの方法を地域ごとに導入すればいいと思います。
これが実現すると東電などの電力会社の利益は減ることになるかもしれません。......

他人を軽侮する人ほど、
軽侮すべきものはなし。

良く観察をする、
ありのままを観ることは化学ばかりでなく科学全般を学ぶ上での基本である

見えないと始まらない。
見ようとしないと始まらない

懐疑は発明の父である

色々な事にあれこれ手を出すよりも、
一つの事に集注した方が成果が出る

科学が万能だと思っているなら、
それはあなたの間違いです

リチャード・フィリップス・ファインマン

夜になって風がなく気温が零下十五度位になった時に静かに降り出す雪は特に美しかった

私は幸運だ。
なぜなら脳は筋肉で出来ていないからだ

理科離れとか博士課程に進む学生が減っていると言われますが、
KAGRAのような基礎科学の研究は、
人類の知の地平線を拡大する仕事で、
それに関わるのは非常にやりがいがあると思います

他の人でも私のように深く、
絶えず数学的真理に没頭すれば、
同様になることができるはずです

歴史的に見るといろんなベクトルがね。
同じ方向に向かっていった先も、
近畿の学界から盛り上がっていってね。
私なんかもそういうところのおこぼれをもらって、
私なりのものにしていったのかもしれませんけどね。
それこそ素粒子の物理にとってもね。......

科学研究も人間の知的好奇心にもとづく創造であって、
芸術やその他の文化活動と同じものだ

入試よりも学内での試験を厳格にすることが、
いわゆるレジャーランド化を防ぐ方法の一つです。
大学は、
やはり学ぶ場なんですから。
ですから、
大学を卒業するときの試験が重要なんです

ノーベル賞受賞の報告を受けたのは、
東京大学の本郷キャンパスです

(安楽死を選ぶことにより)人間は動物を苦しませることはしない。
では、
なぜ人間に対しては(苦しみを)強いるのか

(重力波の検出は)宇宙線研究所全体での目標でもあります

数学の才能は、
確実な記憶力あるいは申し分ない注意力に帰せられるべきであろう。
この特性は、
(中略)チェスの棋士の能力に似・・

怒りがすべてのモチベーションだった。
怒りがなければ何も成し遂げられなかった

日本の科学技術を育てようと思ったら、
大学レベルでは遅い、
義務教育が重要で20人学級にすべきだ、
とも主張しました

社会は優秀な人を常に望んでいる

いわゆる頭のいい人は、
言わば足の早い旅人のようなものである。
人より先に人のまだ行かない所へ行き着くこともできる代わりに、
途中の道ばたあるいはちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐れがある

これまでずっと研究の楽しさや新しい発見の喜びを味わわせていただいてきた。
今度は私が若い人たちにそういう場を提供することが、
恩返しだと思っています

自分の子供にああしろ、
こうしろと言ったことはない。
彼らが何に興味を持っているか、
そばで見ていればわかりますからね

本当に良い研究ならば、
かならず実際の役にも立つ

まずは自分でベンチャーを起こせないか考える。
日本で私が教わってきたのは、
クイズ番組の問題のようなものに解答する試験勉強ばかり。
それでいきなりベンチャーをやれと言ったって、
できるわけないですよね

(『カミオカンデ』は)巨大な施設にもかかわらず、
設立メンバーはたった12人。
小柴先生や戸塚洋二先生らのほか、
若い大学院生やスタッフで構成されていました

四次元でものを見るなど、
誰にもできませんよ。
三次元でも難しいのですから。
わたしがやるのは、
四次元全体の一部であると頭にとどめておきながら、
まず二次元に区切ってヴィジュアライズすることです

スティーヴン・ウィリアム・ホーキング

(何語で考えるのですかという質問に対し)だいたい数式で考えます

10年、
20年の枠で見れば“逆流があるかもしれないが、
30年単位で見れば世界は進歩している

僕に出された多くの問題はそれを見た瞬間に答えがわかった

驕慢(きょうまん)なるこの世の神々や提督どもに刃向かいながら、
己の頑固なる自我を押し立ててゆく男にこそ、
歓びはあるのだ。

ホテルの経営者みたいな「小利口な」人間には、
何を言っても無駄だということをいやというほど思い知らされた

目を閉じて、
眠りに就いてはならぬ。
その日、
お前のした行為を三度振り返るまでは。
何がうまくでき、
何が失敗し、......

現実はその根底において、
常に調和している。
詩人のみがこれを発見する

従来の行きがかりに囚われすぎてはいけない

化学は知性を欠いた物理学だ。
数学は情熱を欠いた物理学だ

京都が日本国民にとって深い文化的意義をもっているからこそ殲滅すべき

私は科学者の社会的責任という言葉はあまり好きじゃないんです。
科学者であるがゆえに自動的に社会的責任が発生する、
というようなニュアンスに受け取れるからです