名言大学

#ノーベル化学賞

自分の能力の100%を狙っても、
ときには失敗して落ち込む。
次は90%を狙ってそれも失敗すると、
さらに目標が小さくなる。
だからといって200%を狙うと、
失敗ばかりです。......

自分だけの夢を見つけてください。
そしてその夢を大切に温めれば、
いつか何かを達成できます

失敗からは必ず新たな発見がある。
最近は、
失敗するのが楽しみになってきました

問題を抱えたまま暮らすな。
研究においては、
問題は常に起きる。
そうした問題は出来る限り早急に解決されるか、
回避されるか、
棚上げされねばならない

私の仕事の原点は「父の背中」を見て育ったこと

こういう若さでこんな賞をいただくと、
この後、
みんなから大したことやらないじゃないか、
と思われるのはある程度容赦していただかないといけない

外から日本を見てはどうですか

我々の分野も含めて化学変化を扱う分野全てにおいて、
当然行くべき、
そして突き抜けてさらに上へ行くべきと言うか。
リアルタイムで構造を見たい、
動きを見たい、
これは多くの分野の基礎的な要求だと思いますので、......

(授業では)面白いところが抜けてしまう。
やろうと思うと先生は負担になる

(東大では)歌を歌ったりして、
うつつをぬかしていましたんですね。
勉強しなかったんですね。
勉強しないまま卒業させていただけたということに、
不満を感じますね

全ては戦争に起因する。
戦争のない、
核兵器のない世界を望む

アメリカに、
なにか見習う必要があるだろう。
ボトムアップということで、
ゆとり教育でみんな仲良く勉強しましょう。
それもいいとは思うんですが、
トップを引き上げるという戦略は、......

間違ったことで、
世界が驚くような発明をしたことは本当は話したくないのだが、
ある拍子に本来混ぜるつもりのなかった一つの溶液を別の溶液の中に落としてしまった。
失敗は成功のもとと言うが、
後から思えばコロンブスの卵のようなもの

社会は優秀な人を常に望んでいる

学者としてやっていくには、
研究者としてやっていくには、
やっぱり今の段階では英語で書ける、
英語で話せる、
英語で聞ける

“失敗は次の手がかり と常に自分に言い聞かせてきました

(原爆投下の瞬間を)閃光がまぶしく、
その後の爆風は凄まじかった

受賞したら、
社会全般のことを聞かれるようになって大いに当惑しました。
各分野に専門家がいるんだから、
専門家に聞いてくださいと。
でもそんなことはお構いなしです

もっと大学がオートノマス(自律的)、
本当の意味でですね。
大学が中心となってやりたいようなことをできるようにしないといけないでしょう

チャンスは皆に平等にある

結局、
私はいつでも周期律表しかない。
いろいろ悪いものを除いて、
70しか使える元素はないと。
下の方はみな放射性で、
あれを使うのは難しいですよね。......

実は私の母は、
私を生んだ直後に死んで、
私は養母に育てられたのですが、
それをつい最近に知りました。
とてもショックでしたが、
そんな不幸な事態がなくなるように、......

自然に親しもう、
本物に出会おう

大学の研究室もじゃんけんで負けて希望とは違うところだったし、
ラジオを組み立てるのが好きだったから電子工学でも、
植物栽培が好きだったので農学部でもよかったんです。
何にでも興味があり、
いろいろな経験をした。
そうしたことが後につながりました

英語というよりも世界語。
私は、
世界共通語は英語ではなくてブロークンイングリッシュということだと。
世界共通語で研究をするようにしましょうと。
そうなってくると、
いろいろ日本から出る必要性が出てくるんですよね

炭酸ガスは有機物の素なので、
悪者であっては困る。
今の有機化学で最も大きな問題は(炭酸ガスを吸収して酸素を出しエネルギーを取り出すという)植物の光合成のようなことをどのように科学的にやるかだ。
これが出来たらノーベル賞を2つや3つ取れる。
チャレンジするように若者を啓蒙できたらいい

ホームランか三振かと。
そういうふうに思いました。
私にとっては、
学界を選ぶか企業での研究を選ぶか、
ターニングポイントになりましたね。
私はもうイチロー主義でいくと

原子力に替わる危険ではない代替エネルギーの開発にもっと真剣に取り組むべきです

東京や大阪では雑多な制約がある中で勉強や研究に集中しなければならず難しい面もある。
むしろ北大の環境は非常に恵まれている

研究に専念するためには研究費用だけでは足りません。
サラリーや大学の諸費用などですべてを賄(まかな)わなければならない。
つまり私は自由と引き換えに厳しい「研究」という道を選んだのです

私は普通以下の子供でした。
どちらかと言えば記憶力は悪かった。
身体も弱かった

賞金を頂くことを知らなかったので、
全く考えていなかった。
嫁さんと世界一周しても、
それでも余るかな。
金額を聞いて驚いた。
賞がもらえるだけで名誉なのに、......

最初から地方だからと考えることはやめてほしい。
実は私自身もそう思った。
富山だから、
田舎から出てきたんだからということで決まるのでない。
地方ということを気にせずに、
頑張ってほしい。......

制度の硬直性と組織の閉鎖性が厚い壁だった

非常に非金属的な金属も、
遷移金属の触媒をつかうとマグネとかと同じように反応していくという考えが、
ドン・キホーテなんですよ。
だけど、
そういう考えをもちまして、
で、......

自然の女神のベールは、
はがしたと思ってもまた現れてくる

『常識』の反対は、
『独創的』である

「特許は一切取っていない」特許を一切取っていないから使うのはまったく自由、
とにかく広く使われて役にたっているのが嬉しい

ノーベル賞を受ける前も海外の幾つかの大学や研究機関からは、
ポストの申し入れがありました。
しかし、
ノーベル賞をもらってからは、
話が別です。
日本の大学や研究機関からいっぱい話が来ています。......

企業が自前で人材を育てるといっても、
それではどうしても自社のスケールを超えられないという問題に突き当たります

受賞確率は「1000万分の1」であるが「努力で高められるので宝くじと違う」

日本の科学技術を育てようと思ったら、
大学レベルでは遅い、
義務教育が重要で20人学級にすべきだ、
とも主張しました

「ノーベル化学賞の成果となった、
緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見までには、
同じオワンクラゲからとれた発光たんぱく質のイクオリンや、
それ以前に日本で取り組んだウミホタルのルシフェリンの研究が役立った。
これらが成功裏に進んだのは、
様々な幸運もあったし、......

初めは何かのドッキリかと思った。
夢にも思いませんでした

偶然の結果でも「なぜ」という疑問を追究したことが新しい道を開いた

孫にはよく秀でなさいと言っている。
ただし、
独りよがりではだめ

自分のやりたいことができなければいけない。
『できる』というのは資質が半分、
とことんのめり込んで努力することが半分だ

セレンディピティというのは必ずありますよ。
ありますけどね、
気がつく「もと」がなければできませんよね。
運がいい人は次から次へ運がよくて、
セレンディピティ(による発見)を何度も何度も経験してですね。
それは、......

重箱の隅をほじくるようなことはするな。
小さくても何も入っていない重箱を埋めるような人真似ではない独創的な仕事をせよ

仕事を成功させるため、
真剣に研究に対処し、
結果を把握し、
一生懸命続ける。
そうしないと、
幸運に恵まれない

どうしてそんなに有機合成に関心があるかとも質問されるが、
私は今でも有機合成の研究はパーフェクトな状態に達していないと考えている

(原爆投下から1カ月半後)みんな真っ黒焦げで、
ひどい光景でした。
戦争は良くない

人材のレベルに生まれつき差がないということは、
日本の若い人が努力をしないで怠けていたら、
必ず追い抜かれるということです

非常に影響を大きく受けた思いつく人は西澤潤一先生(東北大)。
トランジスタを開発して、
世界に誇る技術を開発された。
すごいなと思うし、
とてもあそこまではいけない

人材の流動性重視より落ち着いて研究できる環境が大事

(富山にはいつ帰省しますか)この騒動が終わったら、
すぐにでも富山に帰りたいです