名言大学

#生物学者

選択するということは優先度をつけることであり、
エネルギーの分散を極力避けることである

脳は、
Plasticity(可塑性)といって、
学習や経験を通じて脳のProportionが変化するという特徴がある。
モノリンガルとバイリンガル、
マルチリンガルではこのPlasticityのおかげで脳の形が変わってくる

現在の脳科学は、
複雑な脳ネットワーク内に存在する特定の回路の機能を、
ようやく理解し始めた段階にあります

あぁ・・・天井に紫の花が一面に咲いている・・・医者が来ると花が消えてしまうから、
今日は医者を呼ばないでおくれ・・・

BRAINイニシアチブは脳科学を第一線で牽引してきた研究者たちが、
その立案の段階から積極的に関わってきました。
研究者たちは、
研究対象とすべき領域、
現時点で適応できる手法や技術、
プロジェクト全体の目標などについて、......

研究者として、
私は実験がうまいとも言われる。
「神の手を持つ」などと神格化するようなことを言われたこともある。
実際のところは、
私は不器用で、
実験は上手ではない。......

「ノーベル化学賞の成果となった、
緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見までには、
同じオワンクラゲからとれた発光たんぱく質のイクオリンや、
それ以前に日本で取り組んだウミホタルのルシフェリンの研究が役立った。
これらが成功裏に進んだのは、
様々な幸運もあったし、......

親が充実した人生を送っていれば、
子どもはそれを見て育つ

自分を本当に納得させることができれば、
人を納得させることは簡単である

神経・精神疾患の治療法はまちがいなく進歩すると私はみています。
しかし研究計画でしばしば説明されているような短いタイムスケールでは達成できないでしょう

一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。
研究テーマなんてごまんとある。
ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでたら、
本当に大切なことをやる暇がない内に一生が終ってしまう

人生にとってもっとも大切なのは、
重要なこと意外は切り捨てること。
プライオリティ(優先順位)の決め方をあやまると、
限りある時間と労力を無駄にすることになる

(サンディエゴについて)図書館なんかも24時間開いていて、
自分の机もそこにあっていつでも勉強できる。
ご飯なんかもカフェテリアがあって、
ローストビーフでもチキンの丸焼きでもなんでもある。
当時はまだ日本の食生活は貧しかったから、
地上のパラダイスのようだった

20世紀の生物学の主要な進展は、
遺伝や免疫、
細胞増殖など、
肉体に関する発見だったといえるでしょう。
そこで発見された原理は、
人間だけでなく全ての動物に当てはまります。......

意識、
創造力、
数学、
言語といった我われ人間だけがもつ能力を解明する必要があります

日本はムラ社会だから、
この人が何をしたかという実績よりも、
どこにいるのかで人が評価される。
そうすると「東大の教授になる」ということがゴールになっちゃう

科学者が脳機能の研究のために開発した技術でも、
医療関係者は、
疾患治療への応用を望むかもしれません。
ほかにも人間の認知操作に利用できるかを考える方々がいるかもしれません

日本の大学院というのは学生を教育しない。
科学者として本格的に研究していくための基礎的訓練をきちんと系統的に受けていないわけです。
だから科学研究の本当の基礎が欠けた研究者ができてしまう。
日本の基礎科学が弱い原因はこのあたりにある。
(アメリカでは)だいたい大学院生を一人前の研究者として認めていない。
徹底的に訓練する

日本の大学ではいまだに学部や学科の壁が、
学際的な脳研究の推進を阻む壁になっています。
日本が世界の脳研究の先頭に立とうとするなら変革が必要です

これまで賞とか名誉に関心を持たなかったし、
受賞の連絡を受けてからは対応に追われて忙しい

どんな難しいことでも、
努力すればなんとかなる

若ければ若い分だけ変化しやすくて、
年を取ってくるとPlasticity(可塑性)は失われていくんだよね。
だから、
小さいうちから多言語の刺激を入れてあげたほうが、
習得は早い

(英語が)通じなければ何度も言えばいいことだし、
通じなくても構わない相手なら通じなくてもいいし、
そうでなければ通じないで困るのは相手じゃないか

(英語の勉強法)一番いいのは、
薄いのでもいいから本を読むことじゃないかな

(原爆投下の瞬間を)閃光がまぶしく、
その後の爆風は凄まじかった

私たちが新たに開発する技術がもたらす利益と、
それが誤用される可能性について、
政治家や議員はもちろん、
一般の人々とも対話を積極的に進める必要があります

理研BSIでは世界のトップの研究者を積極的にリクルートしてきました。
BSIはPIがよりリスクの高い研究にも取り組めるよう、
PI自身が獲得する外部競争的資金以外に資金を提供しています。
最近の厳しい研究資金状況においては、
大きな魅力となっているのではないかと思います

新しい技術の発展には、
それが誤用される危険性もついて回ります

できるだけ生体を傷つけない非侵襲的な治療法を開発することが求められています。
このためには神経科学者、
技術者や物理学者による異分野間の協力が欠かせませんが、
近年の脳科学の進歩を考慮すれば、
今から20〜30年のうちに非侵襲的で特定の脳領域だけをターゲットにする治療法が実現するでしょう

脳深部刺激による治療法を確立するためには、
まず特定の脳疾患にかかわる脳の領域や神経回路がどこなのか、
モデル動物を用いて詳細に調べることが必要でしょう。
それによって実際の患者において、
対応する脳領域に狙いを定めることが可能になります

理研BSIセンター長として、
私は脳科学における基礎科学の重要性をずっと説いてきました

サイエンスの世界ではもう英語なしでは、
研究もできないでしょう。
僕のところにもたまにアラビア語とかでメールがくるけど、
何書いてあるかわからないから、
当然返信しないよね

思わぬ偶然を引き寄せることができたのは、
少しの失敗は気にせず、
諦めずに努力したためである。
試練には何度となく直面したが、
私は逃げることは考えなかった。
逃げることができなかったといってもいい

の世界には、
2045年問題というのがあって、
あと30年もするとコンピューターは人間よりも高度な感情を持つようになると言われている

自分がやりたいことが、
アメリカに来ないと出来なかった。
日本で研究をしたくても、
分子生物学っていう分野はアメリカでしかやってなかった

大切なことは問題を見つける能力、
それを諦めずに解決する能力、
それ自体を楽しめる能力、
そして、
柔軟性

私は、
いつも『世界一の生化学者になってやる』と考えていて、
それを実現することに忙しかった。
あまり文化の違いとか、
つまらないことを考えている暇はなかった

捨てることが、
熱意を生み出す

わたしがやったことは(受賞理由となった)緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見したことだけ。
(共同受賞者の)チャルフィーがそれが役に立つものだということを見つけ、
チェンが改良した。
だから医学・生理学賞の対象だと思った

こんなことで一度だけの命を賭けるのは馬鹿馬鹿しい

子どもたちにはどんどん興味を持ったことをやらせてあげて。
やり始めたら、
やめたらダメですよ

全ては戦争に起因する。
戦争のない、
核兵器のない世界を望む

結果が出ないのは努力が足りないからです

何かを発見するということは、
努力の積み重ねでできるというものじゃないんです。
結局は、
運とセンス

権威に媚び明らかな間違いを不問にしてまで阿諛追従する者など日本には居ない

わたしは神を信じないが、
天の導きだと思った。
ノーベル賞も同じだ

(原爆投下から1カ月半後)みんな真っ黒焦げで、
ひどい光景でした。
戦争は良くない

私はBRAINイニシアチブを強く支持しています。
このプロジェクトがヒトの脳の機能地図作成に向けた特別な研究資金によって支えられているからだけではなく、
具体的にどのような研究を行うべきかの決定権が、
研究者にゆだねられているからです

理研BSIのセンター長として、
どうしたら優れたPIを海外から日本に呼べるか、
絶えず腐心しています。
国際舞台における論文成果競争で日本がより大きな存在感を示すことを願っているからです

カルチャーショックになるのは、
ちゃんと目的をもっていないからじゃないのか。
目的があれば、
日々その目的をどうやって達成するか、
ということに忙しいはずから、
カルチャーショックなんて考えている暇はないと思う

よく言うことなんだけど、
非常に楽観的な人がサイエンスに向いていると思うのです。
色々難しいことがあっても簡単に滅入らない人、
諦めない人

サイエンスというのはカバーしている領域が広くて深いから、
こまかいことをほじくり出したら研究対象なんていくらでもあるわけです。
だけどその大半は、
そういったらいい過ぎかもしれないけれど、
どうでもいいことなんですね。
だけど、......

世界に不要のものなし

神経科学はまだ歴史が浅く、
脳、
特にヒトの脳がどのように機能しているかについては、
まだほとんどわかっていません

縁の下に白い小鳥が死んでるから、
朝になったら葬ってやってくれ

MITを見ていても、
日本の学部生は1学年に1人くらいしかいない。
本当に少ない

私は普通以下の子供でした。
どちらかと言えば記憶力は悪かった。
身体も弱かった

決まり文句みたいに『コングラチュレーション』と言われた後、
『もうすぐマスコミが殺到して大変なことになりますよ』と言われた。
その後は電話が鳴りっぱなし。
その通りになった

何をやるかより、
何をやらないかが大切だ