名言大学

#ノーベル物理学賞

自分を変えるチャンス、
自分をのばすチャンスはいくらでもあります

(世界で通用する研究者になるためには)自ら考えて解決策を模索する「能動的認識能力」こそが大きくものを言う

一般的に日本の若者は「こうやれ」と言われるとよくできます。
しかし、
自分から何かを発見する事は苦手です。
それに挑戦する精神も乏しい

アメリカの自然科学の分野でも、
『研究者』は少なくなり、
お金が儲かる仕事へ流れている。
日本も同様です

ノーベル賞受賞の報告を受けたのは、
東京大学の本郷キャンパスです

現在の米国は、
ものづくりのほとんどをアジアに委託している。
「アジアの中で日本はものづくりが最もうまい」と米国人は思っています。
だから、
米国人はものづくりに関しては、
日本とコンビを組んでやりたいんです。......

むりやり化学記号を覚えさせられたら、
誰でも化学が嫌いになりますよ。
サイエンスは覚えることではないのです

(ノーベル賞授賞のメダルの感触はという質問への言葉)別にただの金属ですよ

実験は理論を確認するだけのものではありません。
観測事実があれば、
それを説明する理論が必要になる。
あるいは逆に先行する理論があり、
それを実験で証明する

戦後は日本の産業に貢献したいという思いがありました

湯川さんは寝ているときに何かひらめいたら起きて、
すぐメモを取ったそうですが私はずぼらですからそんなことはしません。
だから同じことを何べんも考えるはめになったりします

材料ができればいいんですよ。
皆さん、
難しい化学式がどうのこうのって勉強するでしょうけど、
そんなん言語の一つなんですから。
難しい化学式を使ってつくる人もおれば、
私みたいに何にもなしでつくっちゃう人もいる、......

今は理論が先走っていっているものの、
理論は必ずしも、
ちゃんとはっきりした予言ができるわけじゃあないんですよ。
やはり実験的に理論を確証するものがないと、
先に進めないんですよ

私ももうこんな年だが、
新しい問題が出てくれば、
これからも(問題解決の努力を)続けていきたいと思っている

中間子の発見は、
まだまだ大きい宇宙の中の一つの星を見つけたようなものです

人間の遺伝情報が解析され、
持って生まれた能力がわかる時代になってきました。
これからの教育では、
そのことを認めるかどうかが大切になってくる。
僕はアクセプト(受容)せざるを得ないと思う

運を捕まえられるかどうかは、
日頃から準備していたかどうかだ

誰しも成功を目指して努力をしているのですから、
成功そのものは望ましいことです。
しかし半面、
よほどの分別力を持たない限り、
自惚れや自信過剰のために目が曇ってしまい、
次から成功が難しくなります

決して私ひとりでできた仕事ではなく、
一緒に仕事をしてきた仲間や組織の大きな支えがあった

未知の世界を探求する人々は、
地図を持たない旅行者である

日本のエンジニアのみなさんには、
本当に好きなことをだけをやって欲しい。
私自身、
青色LEDを発明できたのは、
考えることが好きだったからです。
だからこそ、......

科学の歴史は裏から見れば失敗と停滞の歴史でもある。
しかし早い段階での失敗がなかったら、
成功も飛躍もなかったであろう

生活の安定を思えば,日亜化学工業に残っている方がいいですよね。
食いっぱぐれることはない。
楽だし。
特許収入があるから会社が傾く心配は当面ない。
僕も適当に昇進するだろうし。
でもそれじゃ,何も面白くない。......

科学やビジネスに進歩をもたらすのは、
飽くなき挑戦です

報酬の少なさにスレイブ(奴隷)ナカムラとまで言われた。
まるで洗脳社会だ。
がくぜんとする

徹底して考え抜いた末に生まれる「独創性」と最後までやりぬく「粘り」を持つこと。
この両輪なくして、
大きな夢を実現させることはできない

重さを持つ物は、
その重力によって周りの空間を歪めます。
その物体が激しく運動をすると、
空間の歪みも揺らぎ、
波のように伝わっていく。
これを重力波と呼んでいるのです。......

勇気を持って非常識なことにトライすることが大切

アメリカと中国は異なる国ですが、
似ているところもあります。
それは「自分が正しいと思ったらルールも破る」という点です。
自分が正義だと思っているから信念がある。
邪魔をされたら裁判に訴えるなどしてでも我を通す。
日本と日本人にはそれがないですね

人間、
自分を磨き続けなければ、
アホになってしまいます

色々な事にあれこれ手を出すよりも、
一つの事に集注した方が成果が出る

応用して答を出すというところがまた大変でしょうけれども、
とにかく基本法則さえ知っておけば何にでも取り組めるという安心感があります

現実は予想できぬように豹変する。
あらゆる平衡は早晩打破される

逃げ出すのは僕の趣味に合わない

私は今でも、
アメリカ人同士のディスカッションには加われない。
彼らがわぁーっと好き勝手しゃべると、
正直お手上げです

新しい分野を見つけることです。
そうすれば二流の人間でも一流の仕事ができる

素粒子に惹かれたのは、
純粋な知的好奇心で、
自然界の成り立ちを知りたいと思ったからです

授与式は十二月十日にストックホルムで行われますがまだ先方(スエーデン科学院)からそういう点での連絡はありませんからいまのところ予定は何もはっきりしていません

日本の技術者は真面目で優秀です。
問題なのは、
ベンチャーについての知識が不足していることです。
そこは教育の問題でしょう。
米国では、
小さいときからベンチャーやファイナンスなど、......

周囲から見放されて無視されたときから、
研究に集中できるようになる

楽しくなければ情熱を持ってできるわけがない

大企業に入るためエリート大学への受験勉強に明け暮れるだけでは、
国内でしか生きられない人間になって当たり前だ

試験のシステムは複雑化しすぎです。
もっとシンプルでいいはず

人間苦労すると必ず考えるようになるでしょ。
たとえば野球選手。
長嶋さんは監督には向いてない。
考えてないから(笑)。
楽してえらくなった人というのは案外考えてない。
苦労した人はいろいろ考えると思うんですよ。......

私たちが住む宇宙は、
まだまだ分からないことがたくさんあります。
そのような大きい問題というのは、
1日とか2日とかいう短い間の研究で解決できるものではなく、
沢山の人が興味をもって、
長い年月をかけて解き明かしていくものです

受賞の理由となった『ニュートリノ振動の発見』は私一人では成し遂げることはできなかった。
そういう意味では、
ただありがたいという気持ちでいっぱいです

才能を伸ばすという意味においても、
付け焼き刃的なものではなく、
自分の身に付く勉強をしなければならないんです。
受験のためだけの勉強は、
無駄といってもいいでしょう

リスクの高いものを選ぶ精神がないと、
大きなブレイクスルーやノーベル賞級の発明は出来ない

海外では「セレンディピティ」(偶然の重要な発見)と紹介されたこともありますが、
結晶をとことんキレイにするという半導体づくりの王道を貫いた結果なのだから、
偶然ではなく、
むしろ「必然の発見」だったのではないでしょうか

(日本の学生の海外留学が近年、
減少していることについて)なぜ世界に目を向けないのか。
日本を飛び出すファイトを抱き、
国際標準を目指してほしい

原理から物事を考え説明するところに惹かれて、
学部では物理を学ぶことを選びました

価値観というのは経験の総体として作られるものだが、
経験が違えば価値観も違うほかない

プリンストンでも忙しかったが、
この春コロンビヤ大学へきてから月曜と木曜に講義していますが、
研究の外に他の大学や、
科学方面の会に講演も頼まれるのでますます忙しくて自然故国の友人その他各方面にごぶさたしていますが、
この電話を機会に御紙を通じてよろしくお伝えしていただきたいと思います

私は計算は、
だいたい頭の申でやります

私の青色のLED=発光ダイオードと青色のレーザーの発明で、
スウェーデンのノーベル財団から物理学賞をいただき、
非常に光栄に思っています。
私の夢であったLEDによる照明が現実になったことをうれしく思う。
世界中で、
照明の省エネと低コスト化が実現することを願っています

当時LEDは赤と黄しかなく、
青色がなかった。
つまり難題が残されていた。
それを選ぶかはその人次第。
それが運だった

(カリフォルニア大教授への就任について)能力のある人がきちんと評価される米国の素晴らしさを実感し、
日本との落差を再認識した