名言大学

#阪急阪神東宝グループ

必ず偉くなる秘訣は「縁の下の力持ち」をするに限る。
それは己を捨てて人の為にはかることだ

(中小企業に)サラリーマン希望で入ったら大いに当てが外れるだろう。
むしろ月給はいらない、
手に職を与えてもらう、
その道の専門家に生き方を教わる心構えで入らなければならない

「賢そうな馬鹿」は他人の偉さを知らないのである。
他人の美点長所を見ようという気持ちが全くない。
自分の説がよいと早呑込みをしている人である。
お互いに戒心したいものである

己を捨てて人の為に働くのが却って向上、
昇進の近道である

便利な場所なら、
のれんがなくても乗客は集まるはず

いちばん忙しい人間が、
いちばんたくさんの時間を持つ

私は青年諸君の多くが、
所謂教訓式タイプ型のみに憧れず、
自分自身が持つ長所を顧みて、
それに磨きをかける人が多くなることを切に希望する

「努力の店に不景気なし」ということは不景気の今日たくさん証明されている。
不景気であるが故に一層「独創と努力」を必要とする

日劇再建の営業政策 ー 1. 出し物が当ると儲かる、
当らないと赤字が出るという今までのやり方はもう過去の劇場経営だ。
当らなくても赤字にならない経営体にすべきだ。
それには人件費やその他の経費を引きしめることだ。
2. 大衆相手の経営にすることだ。
したがって入場券売場が各等別に5ヶ所もあるのを一ヶ所にすること。......

どうでもよいことは頑張らずに譲る。
しかし年中譲っていては人間の心の底を見られるから、
九つ譲っても一つがんばれ、
これは私がよいと思っていることであります

(大阪の)北の方に工場を持ってしかも自分の家を北に設けるとはアホなことだ。
南に住め。
そして大阪の街を見て通るようにしなければ時勢に遅れてしまう

下足番を命じられたら、
日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、
誰も君を下足番にしておかぬ

彼には到底難しいとかいう風に考え出すと、
いかなる人にでも欠点があるのであるから、
ちょっと責任を持たせにくくなってくる

運命は作るもの ー いずれの事業においても、
会社組織でも、
個人の仕事でも、
大きくなる人、
どこまでも発展する人、
行き止まる人、......

乗る人がいなくて赤字になるなら、
乗る客を作り出せばよい。
それには沿線に人の集まる場所を作ればいいのだ

すべて八分目、
この限度を守ってさえいれば、
たとえ成功しても、
調子に乗り過ぎて、
失敗する憂はない。
他人からそしられるような事がなくて済むと思う。......

すべての事業の対象は大衆であり、
どんな仕事の末端も大衆につながっている

事業成功の神髄は、
と問われたならば、
何事も軽率に着手しないことと答えます。
着手するまでに十分考え、
いわゆるバカの念押しをやってみることが大切です。
そのかわり着手したら猛然として進むことは当然です

事業は“一三である。
一つのものを三つ売れ

働けばよい、
それから先は運命だ。
先づ朗かに清く正しく働くことが我が一党のモットーだ。
サァついて来い。
意気地ない若いヤツよ

平凡なことを繰り返し一年二年三年と、
行なっているうちに、
人から認めれて、
出世の道が開かれる。
このような平凡の非凡を発揮することが大事である

革新時代というのは、
古いものがただ単に伝統の力によって、
その古さの持つ権威だけで存在しようとするのは無理だ

将来の志は常に高く持ちなさい。
そして、
日々の足元のことをしっかりとやり遂げることこそが、
その志に到達する最も近道なのだ

(『第一ホテル』へのアイデア)敷地いっぱいに8階建てを造ると550室は取れる。
シングルルームを主とする。
このホテルは出張者を相手にするから朝食は混むが夜は少ない。
夜の食堂は他の人を入れる。
宴会場なんかあまりつくらない方がよい。
シングルルームは東京-大阪間の寝台料金と同じにする。......

お金がないから何もできないという人はお金があっても何もできない

「真物」か「偽物」かは見る人が見れば分かる。
人の行いには、
その人の全人格、
全履歴が裏づけされている。
その裏づけのない行いは、
何処かに変なところがある。......

自分の長所を磨くことを忘れて、
無理からに常識にのみよる行動をとる若い平凡人が多すぎて困る

僕は青年時代から慶応で独立独行と云ふことを教へられて来たのだが、
僕の社会生活は即ちそれだ。
僕は人にお世辞を言はず、
愛想を言はず、
いつでも言ひ度いことを言つてしまふので人から愛されたことがない

(『第一ホテル』へのアイデア)必ずうまくいく。
だがサラリーマン以外に客をとろうとして、
部屋を豪華にしたり、
二人部屋をたくさんつくったら駄目だ。
東京に出張してくるサラリーマンだけ狙う。
それも冷暖房で外国のホテルに負けないサービスをする。......

今の世の中は、
世間の人達が考えているよりは、
もっと大きく変わりつつある

日劇は大衆相手の経営でなかったらうまくはいかないよ。
だから最初からそういった設計にしなくては

(岸内閣総理大臣の計画経済策に反対した時の言葉)岸はアカ(=社会主義・共産主義者への蔑称)だ

われわれから言へば、
京阪神といふものは鉄道省にやつて貰はなくてもよろしい。
そんなことは大きにお世話です。
われわれがどんなにでもして御覧に入れます

人に頼り、
人に期待するのが一番いけない

『もういろんなことを言はないでおいて下さい。
僕等は鉄道省へ行つてヘイコラしていなければ憎まれて困りますから』と言ふ。
意気地のない奴ばかりだ。
僕等は生れが銀行で畑が違ふけれども、
阪急を創立してからでも、
鉄道省へも内務省へも逓信省へもヘイコラしたことはない。......

訓練式タイプ型のみに憧れず、
何人も持つ自分自身の長所を顧みて、
それに磨きをかける人の多からんことを切に希望する

素人だからこそ玄人では気づかない商機がわかる

人生に勝利するには、
何より勝つ心がけが必要である。
人が八時間働くなら、
十五時間働く気概、
人がうまいものを食べているときには、
自分はうまいものを食べないだけの度胸がなければいけない

世の中へ出るのは、
つまり自分の思うようにならないということを経験する為である

経営者にとって必要なのは、
着手するときの決断、
それに撤収するときの決断である

誰にも夢がある。
それはたとえ小さくともその夢がふくらみ花を咲かせ、
立派に実るのを見るのは楽しい

適材を適所に置くということは、
口では簡単に言うが、
そんなに適材がゴロゴロ転がっているものではない。
責任を持たせて、
どしどし仕事をさせるのが一番だ。
ときどき、......

過去において成功したような性格、
能力が必ずしも今日成功するとは限らない。
今日成功する人が明日成功するとも断言は出来ない

自分の持つ長所を確信することである

(『第一ホテル』事業のアイデアを出しただけで経営に加わらなかった理由)私はかねがねこのようなホテルを作りたかったのだ。
私のアイデアさえ実現できたら誰が経営しても、
私はそれでよいのだ

議論の中心人物となっておおいに名論を吐いている。
筋道も立っていれば論法も整然としている。
あれだけの立派な意見の吐ける人であれば出世している事と思うが、
実際は案外そうではない。
これは賢いことを年中売って歩いている人で、
いわゆる「賢そうな馬鹿」なのである

(大会社に入るより)中小企業に進んで就職する方がよほど身のためになる

議論をしてはいけない。
議論の根本の目的は実行にあり、
実行するときに初めて議論の値打ちがあって、
もし実行の伴なわない議論ならば三文の価値もない空論である

青年よ、
独立せよ。
大会社にあこがれるな。
商売はいくらでもある。
仕事はどこにでもある

確固たる思想を飽くまでも維持することである

活かして人を使うとするならば、
その人に責任を自覚させて重く用いるという事が、
一番間違いない方法だ。
そしてそれからそれからと、
仕事をさせるようにしむけて、
遊ばせておかないようにしておくに限る

(『逸翁自叙伝』より)人力車の勇ましい音に驚いて、
私は振返って見た。
車上の人は艶色矯態、
満艦飾の舞妓姿である。
芝居の舞台と絵画とによって知っている活きた舞妓を初めて見たのである。
(中略)もし、......

どんなに才能や手腕があっても、
平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない

朝早く起きて毎日三十分前に会社に出る。
そうすれば必ず成功する。
そう私は考えて居ります。
毎日早く行って居るという所に世の中の予期しない問題が起こって来るものです

やるまでには綿密な注意、
思慮、
研究にずいぶん手間をかけるが、
一度大方針を立てたならば、
猛然と何ものも粉砕するというだけの覚悟で進んでいかなければならない

(ライスだけのお客様を歓迎した理由)確かに彼らは今は貧乏だ。
しかしやがて結婚して子どもを産む。
そのときここで楽しく食事をしたことを思い出し、
家族を連れてまた来てくれるだろう

百里先の見える人は、
世の中から気狂い扱いされる。
現状に止まるものは、
落伍者となる。
十里先を見て事を行うのが世の成功者である