名言大学

#翻訳・通訳者

入りやすくして、
至り難いのが文学の研究である

求めない――すると人との調和が起こる

「ダメな自分」であっても「ダメ」と決めつけないことだよ

僕が「求めない」というのは求めないで済むことは求めないってことなんだ。
すると体の中にある命が動きだす。
それは喜びにつながっている

蓋し小説には詩歌の如く字数に定限あらざるのみか、
韻語などいふ械(くびかせ)もなく、
はたまた演劇、
絵画に反してただちに心に訴ふるを其性質とするものゆゑ、
作者が意匠を凝らしつべき範囲すこぶる広しといふべし。
是小説の美術中に其位置を得る所以にして、......

通訳者は色んな動作を瞬時に行わなきゃいけない

只管(ひたすら)人の心目を娯(たのし)ましめてその妙神(しん)に入らんことをその「目的」とはなすべき筈なり

人の光を藉りて我が光を増さんと欲するなかれ

子供は健全だよ。
「はじめの自分(自然の自分)」の割合が多いからね。
大学、
社会人と進むうちに「社会の自分」の比率が大きくなっちゃう

本番当日の服装は、
いつも注意深く選ぶようにしています。
会の趣旨はもちろんのこと、
会場の場所、
温度、
同席する方々の服装まで予想して、......

一匹の人間が持っているだけの精力を、
一事に傾注すると、
実際、
不可能な事はなくなるかも知れない

是れ泰西の国々にては、
大人(たいじん)、
学士といはるる人々、
皆争つて稗史(はいし)を繙き、
快楽(けらく)を求むる所以なりかし。
わが国俗(くにうど)はいにしへより、......

善とは、
家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ

夫れ美術といふ者は、
もとより実用の技にあらねば、
只管人の心目を娯ましめて其妙神に入らんことを其とはなすべき筈なり

少壮時代に心の田地に卸(おろ)された種子は、
容易に根を断つことの出来ないものである

(アメリカに住んでいて)意思伝達の気持ち良さを感じてきた

此人情の奥を穿ちて、
所謂賢人君子はさらなり。
老若男女、
善悪正邪の心の内幕をば洩す所なく描きいだして周密精到、
人情を灼然として見えしむるを、
我が小説家の務めとはするなり。......

されば小説の作者たる者は専ら其意を心理に注ぎて、
我が仮作たる人物なりとも、
一度編中にいでたる以上は、
之を活世界の人と見做して、
其感情を写しいだすに、
敢ておのれの意匠をもて善悪邪正の情感を作設くることをばなさず、......

知識を与えるよりも感銘を与えよ。
感銘せしむるよりも実践せしめよ

求めない ――すると比べなくなる

脳みそブンブン回転させてると、
低血糖になるっっていうか・・

通訳の一番の楽しいところってスピード感なんですよ

求めない――すると今持っているものがイキイキとしてくる

(通訳は)基本的に誰も何も言ってくれないなら、
自己批判精神か大事

俗言のまゝに文をなすときは あるひは音調侏離(しゅり)に失し 或ひは其(その)氣韻の野(や)なるに失して いと雅びたる趣向さへ爲にいとひなびたるものとなりて 俚猥(りわい)の譏(そし)りを得ること多かり

凡そ形(フォーム)あれば茲に意(アイデア)あり

≪通訳者の七つ道具≫1.耳掛け式のイヤホン2.同時通訳用のパナガイド3.逐次通訳用のメモ帳(B5罫線なしの落書き帳)4.滑らかな太字ボールペン(速記用)5.蛍光ペンやポストイット等の資料読み込みツール6.CASIOの電子辞書7.マスクやプロポリス、
マヌカハニー、
リップクリーム等の声ケア品

酒を傾けて酵母を啜(すす)るに至るべからず

通訳中は「聞きながら話す」モードに入っています

母親は、
なるたけ子供は放っておくことさ。
そして自分の好きなことをさせる。
すると、
社会へ出ても自分の方向にいく

(通訳で大切な部分は?
)表現力だと思います。
一つの事を言うにも語彙の種類が色々あるので、
いろんな言葉で表現できるはずだし、
言い方についても、
割とカジュアルに言うこともできれば、......

(同時通訳のコツ)日本語と英語は語順が逆で、
それが故に聞こえてきた順番、
そのまんま文字を変換すれば、
訳せるかって言うとそうではなくて、
英語って言う所と日本語っていう世界の間に非言語地帯がある

小学校の門をくぐってからというものは、
一生懸命にこの学校時代を駆け抜けようとする。
その先には生活があると思うのである

求めない――するといま在る自分をそのまま見はじめる

(通訳に向いている人はどのような人か?
)人と接することが好きで、
言葉に敏感で、
好奇心が旺盛で、
国内外問わず毎日違う場所に行くことが苦でなければ、
通訳の仕事に向いているかもしれません

されども、
これをなすに当りて、
善人にも尚ほ煩悩あり、
悪人にも尚ほ良心ありて、
その行ひをなすにさきだち、
幾らか躊躇ふ由あるをば洩して写しいださずもあらば、......

一々のことばを、
はかりの皿に載せるような事をせずに、
なんでも言いたい事を言うのは、
われわれ青年の特権だね

求めない-するともっと大切なものが見えてくる それはすでに持っているものの中にある

女はどんな正直な女でも、
その時心に持っている事を隠して外(ほか)の事を言うのを、
男ほど苦にはしない

小説は仮作物語の一種にして、
所謂奇異譚の変体なり。
奇異譚とは何ぞや。
英国にてローマンスと名づくるものなり。
ローマンスは趣向を荒唐無稽の事物に取りて、
奇怪百出もて篇をなし、......

禁欲主義というやつは、
矛盾を秘めた教えで、
いわば、
生きていながら、
生きるなと命ずるようなものである

よしや人情を写せばとて、
その皮相(ひそう)のみを写したるものは、
いまだ之(こ)れを真の小説とはいふべからず。
その骨髄(こつずい)を穿(うが)つに及び、
はじめて小説の小説たるを見るなり

いつも何かに閉じ込められている。
それが社会で生きているということ

誤解しないでほしい。
求めないと言ったって、
どうしても人間は求める存在なんだ

立てば芍薬(しゃくやく)、
座れば牡丹(ぼたん)、
歩く姿は百合(ゆり)の花

求めない-すると人の心が分かりはじめる だって、
利害損得でない目で見るから

通訳とは、
ある言語を別の言語へと置き換える作業ですが、
言葉の変換だけではなく文化的背景や行間の意図をも読みとらなければメッセージは伝わりません

ボクも昔は本能的に自由に生きたいと思い込んで、
「家庭など決して持つまい」と考えていた。
でもね、
実際に子供ができてみると、
かわいいもんなんだよ、
これが

終戦後の日本には何もなかったから、
人々は多くのモノを求めて働いてきた。
そして日本は、
モノがあふれる社会になった。
もういい加減、
求めることはセーブしたほうがいい

求めない――すると今、
十分に持っていると気づく

富人(ふじん)が金を得れば、
悪業が増長する。
貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く

求めない――するとそれでも案外生きてゆけると知る

求めない――すると失望しない

直接の利益は人心を娯(たのし)ましむるにあり。
小説の目的とする所は人の文心を娯ましむるにあり

お客さんの代弁をしに行ってるわけだから、
お客さんになりきらなきゃいけない

「死」というのは無駄に消えるんじゃない。
また何かの形でいかされるんだと思う。
その変化だけを受け入れればいい

心理学が思量から意思へ、
意思から衝動へ、
衝動からそれ以下への心的作用へと、
次第に深く穿っていく。
そして、
それが倫理を変化させる

試みに一例をあげていはむ歟、
彼の曲亭の傑作なりける『八犬伝』の中の八士の如きは、
仁義八行の化物にて、
決して人間とはいひ難かり。
作者の本意も、
もとよりして、......

求めない――すると改めて人間は求めるものだと知る