名言大学

#翻訳・通訳者

通訳とは、
ある言語を別の言語へと置き換える作業ですが、
言葉の変換だけではなく文化的背景や行間の意図をも読みとらなければメッセージは伝わりません

自然に目を向ける。
すると他の人の中にも見えてくる。
自分のどこがアンバランスだったか分かるんだよ

ボクも30代、
40代のころは(大学教授、
翻訳家などとして)社会の中に入り務めも果たした。
ただ、
それは「競争社会での喜び」であって「生きている喜び」じゃないんだよ

30代、
40代というのは、
社会的にも家庭的にも責任のある地位に就く時期だから“ダブルの縛りに遭うんだな。
付き合う人もだんだんと、
その“縛りの中だけになってゆく

通訳ってその場の勝負が全て

蓋し小説には詩歌の如く字数に定限あらざるのみか、
韻語などいふ械(くびかせ)もなく、
はたまた演劇、
絵画に反してただちに心に訴ふるを其性質とするものゆゑ、
作者が意匠を凝らしつべき範囲すこぶる広しといふべし。
是小説の美術中に其位置を得る所以にして、......

子供は誰だって自分で馬に乗って勝手に歩き回りたいんだよ

僕が「求めない」というのは求めないで済むことは求めないってことなんだ。
すると体の中にある命が動きだす。
それは喜びにつながっている

少壮時代に心の田地に卸(おろ)された種子は、
容易に根を断つことの出来ないものである

入りやすくして、
至り難いのが文学の研究である

(通訳に向いている人はどのような人か?
)人と接することが好きで、
言葉に敏感で、
好奇心が旺盛で、
国内外問わず毎日違う場所に行くことが苦でなければ、
通訳の仕事に向いているかもしれません

(同時通訳のコツ)日本語と英語は語順が逆で、
それが故に聞こえてきた順番、
そのまんま文字を変換すれば、
訳せるかって言うとそうではなくて、
英語って言う所と日本語っていう世界の間に非言語地帯がある

人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ

母親は、
なるたけ子供は放っておくことさ。
そして自分の好きなことをさせる。
すると、
社会へ出ても自分の方向にいく

求めない――すると求めなくっても平気だと知る

(学生時代は)ガリ勉だったと思います(笑)

お客さんの価値観を瞬時に吸収して、
言葉に反映していかなきゃいけない

すべての欲望を捨て去ることなどできない。
また、
そこまでする必要もない。
ただ、
あまりにも不必要なものに囲まれていると、
自分とは何者なのかが見えにくくなってくる

恋愛もなければ、
係恋もない。
いったいこんな閲歴が生活であろうか。
どうもそうは思われない。
真の充実した生活では確かにない

≪通訳者の七つ道具≫1.耳掛け式のイヤホン2.同時通訳用のパナガイド3.逐次通訳用のメモ帳(B5罫線なしの落書き帳)4.滑らかな太字ボールペン(速記用)5.蛍光ペンやポストイット等の資料読み込みツール6.CASIOの電子辞書7.マスクやプロポリス、
マヌカハニー、
リップクリーム等の声ケア品

人情とはいかなるものをいふや。
曰く、
人情とは人間の情慾にて、
所謂百八煩悩是れなり

みんなが誉めるのは、
おべっかである。
六割が誉めて四割がけなすのが人材である

文は思想の機械どうぐなり、
粧飾かざりなり

小説は仮作物語の一種にして、
所謂奇異譚の変体なり。
奇異譚とは何ぞや。
英国にてローマンスと名づくるものなり。
ローマンスは趣向を荒唐無稽の事物に取りて、
奇怪百出もて篇をなし、......

富人(ふじん)が金を得れば、
悪業が増長する。
貧人(ひんじん)が金を得れば堕落の梯(はしご)を降って行く

本番当日の服装は、
いつも注意深く選ぶようにしています。
会の趣旨はもちろんのこと、
会場の場所、
温度、
同席する方々の服装まで予想して、......

求めない――すると失望しない

ボクも昔は本能的に自由に生きたいと思い込んで、
「家庭など決して持つまい」と考えていた。
でもね、
実際に子供ができてみると、
かわいいもんなんだよ、
これが

求めない――すると改めて人間は求めるものだと知る

一匹の人間が持っているだけの精力を、
一事に傾注すると、
実際、
不可能な事はなくなるかも知れない

武士はいざという時には飽食はしない。
しかしまた空腹で大切な事に取り掛かることもない

人間という動物には、
外に現る外部の行為と内に蔵れたる思想と、
二条の現象あるべき筈たり

直接の利益は人心を娯(たのし)ましむるにあり。
小説の目的とする所は人の文心を娯ましむるにあり

日の光を籍りて照る大いなる月たらんよりは、
自ら光を放つ小さき燈火たれ

みんな競争に夢中になって、
「負けまい、
負けまい」と懸命に働く。
会社のためにエネルギーの80%も使ってしまう。
どうしてそんなに競争に勝つことばかり求めたがるのかな?
恐らくレールから外れるのが「怖い」からだね。......

夫れ美術といふ者は、
もとより実用の技にあらねば、
只管人の心目を娯ましめて其妙神に入らんことを其とはなすべき筈なり

凡そ形(フォーム)あれば茲に意(アイデア)あり

されども、
これをなすに当りて、
善人にも尚ほ煩悩あり、
悪人にも尚ほ良心ありて、
その行ひをなすにさきだち、
幾らか躊躇ふ由あるをば洩して写しいださずもあらば、......

詩歌・戯曲(じょうるり)を活動し、
且つ音楽を活用し、
其妙技をしも奏すればなり

俗言のまゝに文をなすときは あるひは音調侏離(しゅり)に失し 或ひは其(その)氣韻の野(や)なるに失して いと雅びたる趣向さへ爲にいとひなびたるものとなりて 俚猥(りわい)の譏(そし)りを得ること多かり

罵言は世間のために風俗を矯る利あるべく、
一身のために信用を長ずる益あるべし

実に敵という敵の中で山の神ほど恐ろしい敵はない

小学校の門をくぐってからというものは、
一生懸命にこの学校時代を駆け抜けようとする。
その先には生活があると思うのである

僕は生まれながらの傍観者である。
どんな感興のわき上がった時も、
僕はそのうずまきに身を投じて、
心から楽しんだことがない。
僕は人生の活劇の舞台にいたことはあっても、
役らしい役をしたことがない

只管(ひたすら)人の心目を娯(たのし)ましめてその妙神(しん)に入らんことをその「目的」とはなすべき筈なり

終戦後の日本には何もなかったから、
人々は多くのモノを求めて働いてきた。
そして日本は、
モノがあふれる社会になった。
もういい加減、
求めることはセーブしたほうがいい

父親の仕事の関係でテキサス州ヒューストンで生まれました。
1〜6歳は東京都町田市、
6〜11歳はカリフォルニア州サンフランシスコで小学校時代を過ごし、
神戸に住んだのは11〜18歳の間でした。
アメリカに住んでいた合計6年間以外は、
すべて日本で過ごしていました

通訳者のバイブルは何といっても辞書

200%の準備をして、
120%の集中力で臨んでも、
100点満点の通訳はなかなかできません

通訳の一番の楽しいところってスピード感なんですよ

通訳者は色んな動作を瞬時に行わなきゃいけない

コミュニケーションってお互いの理解

打ち明け過ぐるも悪しく、
物隠すように見ゆるも悪しきなり

(家庭で逃げ場がない子供とは?
)親のイメージの中に子供を閉じ込めてしまう。
いい学校に入って、
いい会社に就職して・・と将来のレールを敷き、
子供に自由を与えない。
そうすると子供も親の喜ぶことばかりやるようになる

求めない-するともっと大切なものが見えてくる それはすでに持っているものの中にある

善とは、
家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ

求めない――すると今持っているものがイキイキとしてくる

此人情の奥を穿ちて、
所謂賢人君子はさらなり。
老若男女、
善悪正邪の心の内幕をば洩す所なく描きいだして周密精到、
人情を灼然として見えしむるを、
我が小説家の務めとはするなり。......

求めない――すると今、
十分に持っていると気づく

人間は遅疑しながら何かするときは、
その行為の動機を有り合わせの物に帰するものと見える