主たる者ひそかに諫めて公にほめよ（人の上に立つ者は、叱る時は人のいないところで叱り、ほめる時は人前でほめるのがよい）

人間は歴史を創る。しかし自由に自らの好みで創るのではない。直接与えられた、在り合わせの過去から受け継いで創るに過ぎない。死んだ世代のあらゆる伝統が、生きている人間の頭の上に悪魔のようにのしかかるのである

恋の迷路へは、「何処から入ってもよい」のである

失恋から回復中じゃないかぎり、いつも恋をしているわ

恋というのは、すぐに冷めてしまうから、暖めたり、揺さぶったりしなくてはいけない。

大人って何だ？大人とは、一人できちんと歩き、自分と、自分以外の人にちゃんと目をむけ、いつでも他人に手を差しのべられる力と愛情を持つ人だ

親が愛情をかけた分だけ、彼ら（我が子）は人にも愛情をかけている

「世話好きな人は、単に優しい人なのではない。相手を自分に依存させ、自分が重要な人物であることを実感したいのだ

日本人の中からサドとかバタイユのような、そういう作家を求めようとしても難しい。みんな何かにすり替わっている

長寿の秘訣は「戦わないこと」「無駄な努力をしないこと」

全ての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ

あとから来る者のために　田畑を耕し　種を用意しておくのだ　山を　川を　海を　きれいにしておくのだ　ああ　あとから来る者のために苦労をし我慢をし　みなそれぞれの力を傾けるのだ　あとからあとから続いてくるあの可愛い者たちのために　みなそれぞれ自分にできるなにかをしてゆくのだ