名言大学

勝つ為には泥くさいことを積み重ねていかなければならない

強いチームをつくる上で、
まず必要なことは業界の常識を疑うこと

小さな成功体験を積み重ねることで自信がつき、
それがゆくゆくは大きな成功につながる

私は実業団時代に選手として、
存在価値を認めてもらえなかった。
その悔しさをバネに、
原という男に仕事をさせたら、
ちゃんとやると証明したかった

レースで1分1秒を気にするのに私生活で1秒を無駄にするのはおかしい

(選手が脱水症状になった際に)脱水症状になると過呼吸を継発することがありますので、
舞い上がらせないようにですね。
安心だからこのペースでいいから仲間が待っているから笑顔、
笑顔、
スマイル、
スマイルという声をかけました

自己ベストを出したらしっかり評価してあげることも重要です

しっかりと自分の軸を持って本物を追求すれば、
いつか周りが認めてくれる。
本物だけが、
勝ち続けられる

業界という小さな世界に固執して、
大きな世界の流れを直視しないと、
時代遅れどころか手遅れ。
新しい発見やアイデアは外と交わることで生まれます

(仮に小さいものであっても)成功体験に勝るものはないですね

(選手に半歩前の目標を書かせる理由は?
)できる理屈で、
できることをやらせて、
半歩が何回も行くと10歩も20歩も30歩も先に行っている

暗いは暗い子で、
それが一つの特徴だと思いますので、
逆にこちらが明るくさせるように指導教育をすればいい話だと思います

根の悪い子は絶対に獲らない(スカウトしない)です

その子の特徴を把握してあげることが大切だと思うんです

(選手には)引退後、
サラリーマンとなった時にコミュニケーション能力というのが社会が一番求めていると思うんですね。
それを箱根駅伝(選手同士のミーティング)を通じて学ばさせているんです

(選手同士で)色んなヒントをもらいながら成長していくんですね

私は一方的に牛耳って支配して部をまとめているのではなくって、
ある程度のポイントを伝えてつなげていかないといけないんですよね。
ということはある程度頭の回転が良くないといけない、
あるいは考える能力がないと青山学院では成長しないですよね

(ハイ、
ハイしか言わない生徒は?
)ダメですね。
思考回路が止まっていますよね。
自分で喋ることによって責任感が生まれると思うんですよね。
やらされた感ではなくて

(目標管理ミーティングという学生達が6人ごとにランダムなグループを作り、
練習計画について話し合っているがランダムな理由は?
)ランダムに集まることで目標を客観的に見直すことができ、
それぞれの思いを理解することで大きな目標に向けてチームに一体感が生まれる。
これは営業マン時代に培った方法

選手自ら「ああしたい」「こうしたい」と発信することで自立心が生まれ、
壁にぶちあたっても「できる理屈」で解決できるようになる

やっぱりいいランナーというのは試合前になると輝いてくるね

(教え子のモチベーションを上げるには?
)どんな小さなことでもいいので成功体験を作ってあげることですね

個別練習を週に3回取ることで毎回異なる状況下で走る陸上選手にとっては自ら考え戦略を練ることが可能になる

監督に就任した時に原がいるから強い、
原がいなくなったら弱いという組織にはしたくなかった

能力っていうのは身体能力だけが能力ではなくって、
その子の内面に潜んでいる能力を如何に引き出してあげるか

どうすれば夢が実現するか?
できる理屈を積み上げていく、
その繰り返しですね

(指導者と選手の違いは?
)責任の質

3年目にチームがガタガタになって廃部の危機まで行った

日本の教育自体が100点を満点にして、
これができなかった、
あれができなかった、
これこれダメだった60点、
じゃぁ40点どう埋めるか・・、
本来私(この教育方針が)嫌いですね

何か問題点とか疑問なところがあったらミーティングで吐き出す、
話をすることいい事だ、
提案する事はいい事だというチーム組織にしている

目標を数字や言葉にしようとすれば、
嫌でもよく考えます。
何度も日にすれば深く浸透しますし、
目標への達成意識も強くなります

原 晋・大学教員・スポーツ解説者、タレント・コメンテーター・評論家・パネリスト、元陸上選手・元中国電力営業職員。妻は青学大町田寮・寮母担当の原美穂。