色んな味の引き出しがあって、頭の中に

小さい頃の夢は海軍の軍人になることでした

サービスの女性が、客の注文を売切れという理由で断わると、叱責し、クビにしました

85（歳）になっても、さぁ今辞めようかという気はあまりありません

二代目というのはね、初代の残したものを抱えているわけですよ。親父の業績、親父が育てた料理人たち、サービスのスタッフたち。みんな親父の残してくれた財産です。そして、財産にはね、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産があるのよ

どんなにいびられてもへこたれない僕を見て、板長のいじめも徐々におさまっていったのです

食材にしても、今でこそ女性客の大好きなチーズを使ったメニューって、どこでも定番化しているけど、俺はあの頃から研究を始めていたね

まだ何かあるんじゃないかなって・・。職人っていうのは、ここで終わりってことはないですよ

自分の仕事に没頭して更に上を目指す。今で止まるんじゃなくて、もっと上を目指すということじゃないかなと思います

冷蔵庫は家庭の金庫

誘惑に負けてしまうんですよね、楽をしようと。職人が楽しようと思うとロクなものにならないんです

料理の道に終着駅はありません