名言大学

#CoCo壱番屋

クレームに対して素早く真心で対応すれば、
たいていのお客様は許してくださるでしょう

壱番屋には「お客様 笑顔で迎え 心で拍手」という標語があります。
これは壱番屋の創業前、
名古屋市の外れに夫婦で喫茶店を開いた当時に自分で作ったものです

お客様アンケートのハガキを郵送で回収するという方法を採っているのは2つの理由があります。
ひとつは、
お客様に本音で書いていただくため。
すぐそばに店員がいて、
誰が何を書いたかがわかる状況では、
お客様は正直な感想を書けないかもしれません。......

経営者は事業活動で利益を上げ、
共に働く人たちの生活を守ることこそが使命です。
しかし、
そうして集まったお金は、
当人だけのものではありません。
社会から一時預かりしている分を、......

社員が気付いていないことを指摘し、
なおかつそれを血肉にして成長してもらうために、
ときには徹底して叱る姿勢が必要です

若い内は散々苦労したらいいと思います。
苦労は経験という宝になります。
私も若い頃にお金と人材でたいへん苦労しましたが、
その苦労が後の人生の大きな糧となりましたから

食べるものにも事欠き、
隣の家の暖かな食卓をうらやましく覗いた日々だった

いまの日本は昔に比べてチャンスが溢れている環境です。
だから、
そのチャンスを活かして、
失敗してもいいから何でもチャレンジするべきです。
やはり失敗しないと“本質は見えないと思います。
失敗していない人は、......

一時の成功よりも、
継続することの方が大事なんです。
どんなに失敗してもめげずに続けていく。
その情熱が大事です

(経営者は)本業のこと以外に気を取られてはいけないんです。
お客様や取引先、
そして社員のことを常に考えなければいけません

とにかく笑顔です。
会った瞬間、
お互いに感じるものがありますから。
とくに笑顔で元気に握手をしてから会話に入るような場合は、
笑いのある雰囲気の中で話ができます

戸籍上は石川県生まれですが、
両親が誰なのかわかりません。
兵庫の孤児院で育ち、
3歳の時に雑貨商を営む夫婦に引き取られました。
ところが養父がギャンブル(競輪)にはまって財産をなくし、
夜逃げするように岡山に移ったんです

お客様からのクレームがあれば、
それは成長のきっかけになります

ごちそうといえば、
煮干だったんです

自分のための贅沢はむなしいと思います

私はよくパチンコ店でシケモク(吸い殻)を集めて養父に吸ってもらいました。
そんな養父でも、
喜んでもらいたいとの一心からです。
こうした経験が『お客様に喜んでいただきたい』という私の外食業におけるサービス精神につながりました

家庭訪問も断った。
4畳半の貧乏生活を学校の先生に見られるのが嫌だったんです

お客様の気持ち、
感情がつかめれば、
それに対応したサービスができます

(養父について)数百円でもあれば、
それをギャンブルに使う性格。
パチンコに行く毎日でした

毎朝5時に起きて会社に一番乗りし、
お客様が意見やクレームを書き込んでくれたハガキに目を通す。
出張に行けば深夜営業の店を見てまわる。
私は店長などが気にしないような細かな点が気になって仕方がない

(幼少の頃)お金には大変苦労しました。
幼少期に育ててくれた養父は、
日銭を稼いでは競輪にすべてを投じました。
電気代すら払えず、
ロウソクに火をともす生活

ライバル業者などの同業者に気を取られすぎるのも良くない。
ライバル会社がこうしたから、
自分の会社もこうする。
そんな信念の無い経営をしていてはダメです

上司がギャグを言うのは笑いをとりたいから言うんです。
それを無視されたり、
さめた返し方をされたりすると、
俺は笑いを取るセンスがないんだなあと落ち込んで、
余計に社内の雰囲気が悪くなりますよ。
上司と同じように冗談を言うと場が和みます

実際に店に行って接客をチェックするとき提供時間を見ます。
注文してから、
カレーがお客様に届くまでの時間を私はストップウォッチで計測します

お客様が満足する経営にゴールはない

(養父について)私は掃除をしていないだけで、
殴られたりもしました。
すごく暴力を振るう人でした

基本的に誰でも人に笑ってもらうことは好きだと思っています。
だから私もついギャグを言ってしまうんですが、
たいていはやめておけばよかったと後悔します

店のチェックのとき、
店長がほかのお客様よりも、
私に先にカレーを持ってきたことがあります。
私は厳しく怒りました。
お客様が第一。
私に気を使ったりするような、......

人脈を広げるパーティーや懇親を深めるゴルフに行く時間があったら自ら現場に足を運び、
目を凝らし、
耳を傾け、
現場の空気を直に感じるべきです

雑草を食べて育ちましたから

パチンコ店でシケモク(たばこの吸い殻)を父のために必死になって拾った

夢に向かって一生懸命の人の多くは、
お金に困っています。
寄付すると、
多くの人が感謝してくれたり、
活動の報告をしてくれたりします

困っている人がいたら、
手を差し伸べる。
助けられた人に感謝の気持ちが育ち、
自分もできることをしようと思う。
そういう輪が広がっていけば、
社会は変わります。......

貧乏で弁当を持っていくことができずに、
みんなが昼ごはんを食べ終わるまで、
校舎の裏で一人じっと待っていることもありました

千円札なんて見たこともなかったです

現場に行けば改善のヒントはいっぱい落ちています

現場に入って自ら手本を示すのは、
決して楽ではありません。
でも、
口で言うだけでは社員はなかなか理解してくれないのも事実です。
昔から率先垂範は大事だといわれていますが、
私も同感です。......

お客様に喜んでいただくという視点から、
ココイチでは膨大な量のマニュアルを用意しています。
ただし、
それさえ守ればいいのかというと、
決してそうではありません。
大切なのは、......

サービスはモノではなく、
態度やもてなしの心でやるべきものです

名古屋市の外れに夫婦で開いた喫茶店で出したカレーが人気メニューになり、
壱番屋の出店を始めてからも、
お客様に感謝する気持ちを忘れませんでした。
「ニコニコ、
キビキビ、
ハキハキ」という接客をなにより大事にしたからこそ、......

私に対して負い目を感じてるな、
引け目を感じているなという人には、
和んでもらうために、
くだらないことを言います。
逆に、
自分より強い立場の人には、......

すごく孤独な人生でした。
だから少しでも他人から関心を持ってもらいたかった。
興味を持ってもらいたかったんです。
それが私の原点になっています。
だから、
商売を始めて、......

サービスはお客様の身になって、
洞察力を働かせることです。
大声で「らっしゃい!」とか「ありがとうございまーす」とか声を張り上げることではありません。
うちは町の食堂ですから会釈でいいし、
挨拶に大声はいりません。
大声よりも、......

自分で創業した会社なのに、
53歳で取締役すら外れた。
その決断をいぶかる声をいまでも聞きます。
私自身、
数年前まで辞めるなんて微塵も考えたことがなかった。
でも、......

儲けたい、
成功したい、
という気持ちはありませんでした。
ただ人に喜んでもらいたかったんです

私は現役時代、
趣味も持たず、
友人もつくりませんでした。
飲み屋に行ったこともありません。
仕事の邪魔になることは、
何ひとつやりませんでした。......

値引きでお客を誘うようなことはせず『笑顔の接客』で利益を出したかった

私が、
若いビジネスマンの方たちにアドバイスできることがふたつあります。
どちらも即効性はありません。
やり続けることが前提です。
それは、
「早起き」と「掃除」をすることです

私個人のお金は、
死ぬまでにすべてを寄付に充てたい

1日として同じ日はない。
たった1日でも完璧に運営するのは困難なのですから。
しかし、
それを目指して努力を続けることはできるはずです

大きな夢や目標など持たなくていいんです。
まずは目の前にある目標を達成していく。
たとえばウェイトレスをしているなら、
誰よりも早くお店に行くとか、
誰よりもお皿を綺麗に洗うとか。
誰よりも努力してみる

叱るのは、
社員の成長が目的なのですから、
より効果的な方法を選ばなくてはなりません

どんなに計画を立てても、
大小様々な予想外のことが起こり、
予定通りに事は運ばない。
その都度、
対処するしかない。
つまり、......

(壱番屋の社長時代)お金は地元の信用金庫から積極的に借りました。
始まりは名古屋市で開いた喫茶店です。
開業資金700万円のうち500万円を借りました。
そのときのメニューだったカレーがヒットして『カレーハウスCoCo壱番屋』を創業。
夫婦で店を切り盛りし、
数を増やしていきました。......

うちでは、
時間のかかるカツカレーを注文した方がイライラしているような素振りをしたら、
その方に代わって、
従業員が厨房に、
「カウンターの方のカツカレーはまだですか?
」と聞くようにしています

ライバル店を観察するより、
「自らが現場におもむき、
自分の店を厳しくチェックする」のが私の考え方です

何よりもまず、
「お客様第一主義」ですね。
自分たちのことは二の次で、
お客様に身を捧げる

大切なのはお客様が何を欲しているのかです。
私は常にそれが正しいかどうかを教えてくれるのはお客様だけだと思っています。
それに、
うちはただの町の食堂ですから、
難しいことを考える必要はないんです

経営者の一番の仕事は次なる経営者を育てることだと言われます。
しかし私は後継者を育てようと思ってやってきたわけじゃありません。
トップが現場主義に徹し、
お客様第一で率先垂範していれば、
自然に育つものです

CoCo壱番屋1号店をオープンし、
引退するまで、
「どうしたら、
もっとお客様に喜んでいただけるか」だけを考えてきました。
おかげさまで2004年には1000店を超え、
多くのお客様に「ココイチ」のカレーを楽しんでいただいています