名言大学

#ノーベル化学賞

(質量分析は)これまでやってきて非常に面白い研究だし、
今後ともまだまだ開発することがたくさんある。
さらに続けていきたい

どんな難しいことでも、
努力すればなんとかなる

非常に非金属的な金属も、
遷移金属の触媒をつかうとマグネとかと同じように反応していくという考えが、
ドン・キホーテなんですよ。
だけど、
そういう考えをもちまして、
で、......

もっと大学がオートノマス(自律的)、
本当の意味でですね。
大学が中心となってやりたいようなことをできるようにしないといけないでしょう

実は私の母は、
私を生んだ直後に死んで、
私は養母に育てられたのですが、
それをつい最近に知りました。
とてもショックでしたが、
そんな不幸な事態がなくなるように、......

私は大学のランク付けはあまり正しいことだとは思わない。
なぜなら独創的な仕事は大学によって決まることではないと考えるからだ

日本はノーベル賞で騒ぎすぎです。
科学者にとって最高の栄誉だとは思いますが、
ほかにも、
たとえば日本独自の日本国際賞や京都賞、
日本学士院賞も朝日賞もあります。
どれも同じくらい素晴らしい賞なのに小さな記事にしかなりませんね。......

わたしがやったことは(受賞理由となった)緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見したことだけ。
(共同受賞者の)チャルフィーがそれが役に立つものだということを見つけ、
チェンが改良した。
だから医学・生理学賞の対象だと思った

財政が苦しいからといって、
科学や教育の予算を大幅に縮減するとしたら、
それは国の将来を危うくします

制度の硬直性と組織の閉鎖性が厚い壁だった

私が注目しているのは波力発電です。
ただ、
いまだに波の力を電力に替えることができていません。
かなり前からなぜそれが実現できないのか、
不思議に思っていました。
これはエンジニアの責任です。......

私の仕事の原点は「父の背中」を見て育ったこと

子どもたちにはどんどん興味を持ったことをやらせてあげて。
やり始めたら、
やめたらダメですよ

「特許は一切取っていない」特許を一切取っていないから使うのはまったく自由、
とにかく広く使われて役にたっているのが嬉しい

孫にはよく秀でなさいと言っている。
ただし、
独りよがりではだめ

どうしても常識に阻まれて遠回りしてしまうことはよくある。
常識にとらわれるあまり前へ進めない方は、
一歩引いてみるといい

50年その道を歩き続けると結果が出る

基礎研究でも最終的には危険性というのはありますよね

底上げよりもトップクラスを引き上げる、
出るくいを伸ばしていく方が全体を引っ張る力になる

賞金を頂くことを知らなかったので、
全く考えていなかった。
嫁さんと世界一周しても、
それでも余るかな。
金額を聞いて驚いた。
賞がもらえるだけで名誉なのに、......

基礎研究で自由に研究できる環境が失われつつある

大学の研究室もじゃんけんで負けて希望とは違うところだったし、
ラジオを組み立てるのが好きだったから電子工学でも、
植物栽培が好きだったので農学部でもよかったんです。
何にでも興味があり、
いろいろな経験をした。
そうしたことが後につながりました

自然に親しもう、
本物に出会おう

(授業では)面白いところが抜けてしまう。
やろうと思うと先生は負担になる

(東大では)歌を歌ったりして、
うつつをぬかしていましたんですね。
勉強しなかったんですね。
勉強しないまま卒業させていただけたということに、
不満を感じますね

アメリカではかなりのパーセンテージの人が、
引き算が嫌なんですね。
引き算をしたくないんです

“失敗は次の手がかり と常に自分に言い聞かせてきました

自分だけの夢を見つけてください。
そしてその夢を大切に温めれば、
いつか何かを達成できます

『常識』の反対は、
『独創的』である

全ては戦争に起因する。
戦争のない、
核兵器のない世界を望む

(原爆投下から1カ月半後)みんな真っ黒焦げで、
ひどい光景でした。
戦争は良くない

結局、
私はいつでも周期律表しかない。
いろいろ悪いものを除いて、
70しか使える元素はないと。
下の方はみな放射性で、
あれを使うのは難しいですよね。......

(富山にはいつ帰省しますか)この騒動が終わったら、
すぐにでも富山に帰りたいです

私自身のスタンダードは下げたくない

かつての教え子から「いまの仕事は自分のやりたい研究ではないんです」と愚痴を聞かされることも少なくありません。
しかし、
それは甘えです

自分のやりたいことができなければいけない。
『できる』というのは資質が半分、
とことんのめり込んで努力することが半分だ

科研費の受給者が研究成果を小中高校生に話す『ひらめきときめきサイエンス』も今年で10年です。
子どもたちを大学に招き、
大学はどういう所か、
どんな研究をしているのか、
解説し、
自分でも一部を体験してもらう。......

初めは何かのドッキリかと思った。
夢にも思いませんでした

失敗にショックを受けて研究する意欲をなくさないためにも、
研究は失敗して当たり前と考えておくことが大事です

大きな役割を担ってきた国立大学で、
自由に研究できる環境が失われつつある。
そう危惧しています

重箱の隅をほじくるようなことはするな。
小さくても何も入っていない重箱を埋めるような人真似ではない独創的な仕事をせよ

日本の製造業はもっと自信をもっていいと思います

最初から地方だからと考えることはやめてほしい。
実は私自身もそう思った。
富山だから、
田舎から出てきたんだからということで決まるのでない。
地方ということを気にせずに、
頑張ってほしい。......

若い人たちは大学で知識を高めると同時に自分がやりたいことを自分で決めないといけない

セレンディピティというのは必ずありますよ。
ありますけどね、
気がつく「もと」がなければできませんよね。
運がいい人は次から次へ運がよくて、
セレンディピティ(による発見)を何度も何度も経験してですね。
それは、......

「ノーベル化学賞の成果となった、
緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見までには、
同じオワンクラゲからとれた発光たんぱく質のイクオリンや、
それ以前に日本で取り組んだウミホタルのルシフェリンの研究が役立った。
これらが成功裏に進んだのは、
様々な幸運もあったし、......

間違ったことで、
世界が驚くような発明をしたことは本当は話したくないのだが、
ある拍子に本来混ぜるつもりのなかった一つの溶液を別の溶液の中に落としてしまった。
失敗は成功のもとと言うが、
後から思えばコロンブスの卵のようなもの

こういう若さでこんな賞をいただくと、
この後、
みんなから大したことやらないじゃないか、
と思われるのはある程度容赦していただかないといけない

炭酸ガスは有機物の素なので、
悪者であっては困る。
今の有機化学で最も大きな問題は(炭酸ガスを吸収して酸素を出しエネルギーを取り出すという)植物の光合成のようなことをどのように科学的にやるかだ。
これが出来たらノーベル賞を2つや3つ取れる。
チャレンジするように若者を啓蒙できたらいい

偶然の結果でも「なぜ」という疑問を追究したことが新しい道を開いた

へこたれずに、
崇高な夢を求めなさい

自分の能力の100%を狙っても、
ときには失敗して落ち込む。
次は90%を狙ってそれも失敗すると、
さらに目標が小さくなる。
だからといって200%を狙うと、
失敗ばかりです。......

科学や技術を阻害するような要因を政治家が作るのは絶対にダメで、
日本の首を絞めることになる

決まり文句みたいに『コングラチュレーション』と言われた後、
『もうすぐマスコミが殺到して大変なことになりますよ』と言われた。
その後は電話が鳴りっぱなし。
その通りになった

我々の分野も含めて化学変化を扱う分野全てにおいて、
当然行くべき、
そして突き抜けてさらに上へ行くべきと言うか。
リアルタイムで構造を見たい、
動きを見たい、
これは多くの分野の基礎的な要求だと思いますので、......

研究に専念するためには研究費用だけでは足りません。
サラリーや大学の諸費用などですべてを賄(まかな)わなければならない。
つまり私は自由と引き換えに厳しい「研究」という道を選んだのです

社会は優秀な人を常に望んでいる

失敗に強い学生は陽性で、
あんまり悲観的に考えない