名言大学

元々女性が一生立って働けるのは台所だという思いがあったんです

主食よりおかずをたくさん――『一汁三菜』(ご飯・汁もの・おかず3種)

フライパンを使うと旨みがジンワリ出てきくる

フタを利用して“蒸す“煮ると食材自ら持っている水分で火を通すことができます

じゃがいもは満腹指数が高い

我が家はあまり油を使ったことがないんです。
油は『大さじ1杯 111キロカロリー』もありますから “隠れカロリーはすごいですよね

(長年、
使い続けている調理道具は?
)「まな板、
庖丁」料理を志そうと思った時に『これだけは大事にしていかなきゃいけない』という“私の真髄というものを作ろう――と思いまして、
庖丁を持ちました

お料理は、
私だけが“上から目線でお伝えするのではなくて、
壁を向いているのは、
皆さん、
一人じゃなくて、
お隣の主婦の方も、......

(好きな言葉)『皆様と御一緒に』作った料理を、
家族に「おいしいね」と言われるような食卓を作りたい

撮影で使ったものなどは一切持って帰りません。
夫のためにも自分のためにもちゃんと台所に立つのが主婦のけじめなんです

給料をもらわなくてはという気持ちは一切なく、
学ぶことに必死でした。
とても厳しい環境だからこそ、
精神が鍛えられましたよ

昼間はフル回転ですから、
夜は深夜1時頃の食事になりますね。
なので、
スープ、
サラダ、
煮物を少しいただきます。......

大阪から出てきて、
アパートを借りるお金もなかったし、
(住み込みだと)食事はついていますから渡りに船でした

毎朝、
(野菜ジュースを)600ミリリットルは飲んでいます

全ては習慣。
今は野菜中心で、
毎日、
1キロは摂っています

35歳くらいから食べ物を少しずつ変えていき、
40歳で完全に食生活と考え方をチェンジしました。
炭水化物、
たんぱく質、
脂質のバランスを見直し、
まずはビタミン、......

一番太っていた時には、
体重が96キロありましたからね。
今とはだいぶ違いました

簡単でぱぱっとできるのものを継続的に作れるようになっておくことが一番ですね

「おかえり」と言って、
何も言わなくても一緒に座っているのがほっとするものなんです

いくら自分が忙しくても、
子どもが思春期になっても「勝手にどうぞ」は、
よくないです。
「お味噌汁一杯でいいから飲んでいきなさい」と声をかけるのが大事

有名なレシピだと安易に甘えて味見もしないなんてもってのほか。
火加減、
味加減。
自分のゾーンを五感を使って覚えてほしい。
自分のものにしてほしいんです

今はインターネットで何万通りもレシピが検索できます。
でも、
一回それを作っておしまい、
では自分のものにならない。
自分だけのお料理を作らなければ意味がないんです

かんぴょうは、
栄養的にも優れた食材で、
ミネラルや食物繊維が豊富な野菜のひとつです。
そのように考えたらレシピのアイデアがぐっと広がると思いませんか?

ファッションが格好いいよりも、
近くのスーパーの特売日をチェックして、
冷蔵庫の中身をしっかり把握している主婦のほうが私にはかっこいいと思えるんです

身体をきれいに保つために、
食物繊維は欠かせません。
腸内環境がよくないと、
栄養素も運ばれません。
食物繊維には余分なコレステロールを吸収する水溶性のものと、
毒素を包んで外へ出す不溶性のものがあります

主婦って、
何も考えずに、
毎日当たり前のように食事を作るだけではないんですよ。
家族の健康やその日に起きた良かったことを歓迎したり、
悪かったことを吸収し癒してあげたり、
それを自分の手料理を通して、......

和食がクローズアップされていますが、
非日常的な和食ではなく、
家庭料理にこそ、
和食の素晴らしさがあると私は思うのです

その中(家庭料理)で、
要になるのが主婦であり母親でしょう。
五感で家族のことを感じながら、
家族の心と身体のバランスを保っていく。
それは大変重要な役割です

やりたいことをもつのは大事なことですね。
私は5年刻みで大きなステップアップを考えています

毎日コツコツ目標を持ったことをさぼらないでしっかりやるから明日が来るんです。
その時(弟子入りしたとき)の経験が今の私の力になっています

目標をもち、
家庭のリーダーでもある気持ちが私を支えています。
社会と関わっている喜びもあります。
リズムを作れば、
気持ちよくやっていけるものです

高い山を登るには覚悟がいります。
普段着で登れる山は誰にでも登れるのですから。
楽だとか、
目先の喜びじゃなく、
遠い目標を取る

レシピサイトで料理を決めて買い物に行くとか、
帰りにスーパーに寄って食材をみながらメニューを決めるとか、
そんないつもの流れに変化を加えてみてはいかがでしょうか?
行動の変化が新しい発見を生むものだと思います。
そんな風に新しい味を作ることを楽しんでいただきたいと思います

いつも使う食材は、
そんなに多くないし、
今日の料理は何にしようかな?
と決まるまでの経路も、
なかなか変化がないものです。
ぜひおすすめしたいのがそこをチェンジしてみることです

いつも同じではつまらない、
家族を健康にそして喜ばせたいという気持ちで取り組んでいるとささやかな発見があったりします。
何か発見するってわくわくして楽しいことでしょう?

私自身も自分の家庭での料理は訓練場と考えているんですよ

日々の料理をおいしく健康的にと考えると、
毎日同じわけにはいきませんから、
何か工夫が必要です。
その工夫が、
生活や自分自身をレベルアップさせることにも繋がっている

今、
家庭料理のキーワードは、
「時短」「健康」「おいしい」「シンプル」ではないでしょうか?

よく家庭料理というと、
一昔前のものがそれであるように思われている方もいらっしゃいますが、
家庭料理というのは、
今まさにあるものがそうであると考えています

私は、
懇切丁寧な完璧なレシピには、
2つの欠点があると思っています。
ひとつ目は、
できる人は読んでも作らないということ、
ふたつ目は、......

私のレシピは、
100%の完成形でそっくりそのまま作ってくださいというものではなく、
余白のあるレシピなんです

やっぱり、
(料理教室で)新しく作ったおいしいものは、
ご家庭に帰っても、
どう?
おいしいでしょう?
と、......