コツコツと、少しでも完璧なものを作ろうと、来る日も来る日も工夫に工夫を重ねて、何代も受け継いできた技がある。そんな職人たちにとって、もの作りが人生なんだ。継承する人もなく、材料も手に入らない。こういうことを助けるのが国だろう、それが文化を守るってことだ

私はすでに門閥階級というものが、大いに国家進運を妨害するということを悟り得たから、その弊害を打破してやろうと思ったが、いかんせん、幾百年来の習慣はまったく親譲りの格式に甘んじて、上をかさに被るというありさまだから、なかなか一朝一夕に断行されるものではなかった

音楽にはすごく心に響いて感動させられるね。詩だけではそうはならないんだけど

人生は旅よ。私は３０歳にだって戻りたくはない。いつも、前に進むことにわくわくしているわ

運・不運はナイフのようなものだ。その刃を握るか、柄を握るかで、我々を傷つけたり、我々の役に立ったりする。

恐怖が不信を生むのです。誰か一人でも恐れることをやめたら、我々は争うことをやめるでしょう

さあ、世界を取った昨日の幸せを握り締めて今夜もトレーニングしよう

私が患った慢性骨髄性白血病は当時、急性骨髄性白血病と違って化学療法は効果がなく、「白血病の中でも最もやっかいな病気」として移植しかないと言われました。延命だけで、回復は無理だと。当時、医師が「骨髄移植は夢のような治療の段階です、日本では」と言ったのをはっきり覚えています。別の医師は「野蛮な治療」だと。確かに、それは今でも当たっていますけどね。家族も「なすすべはない」と一時、覚悟を決めていたようです

詩を書くことは、目の前の日々から思いがけない真髄を抽きだすということ。

真実なる言葉は快くない。快い言葉は真実ではない。

誤解を恐れてたらこんな仕事できないし、なんとなくうやむやにして上手い言い逃れが出来る人間になるくらいなら、誤解されても構わないから正直でありたい

何か賞を取ろうと思って仕事をしているわけではなく、世の中の役に立とうと思って必死でやってきましたが、まさかノーベル賞という結果になるとは思わなかった