名言大学

一番悪いものが、
一番多くの人々のお気に入りになってしまう。

幼年のませたる賢さは、
あさましき哉(かな)。

一方に痛手を負わせることが、
他方の役に立つ。

過ちを正すのを恥じるな。

求められる前にアドバイスするな。

恐怖のあるところに恥辱がある。

自惚れ心には追従(ついしょう)という妹がいて、
よく似ている。
これは己ではなく、
他をだますことにある。

予防は治療にまさる。

人間として生きるつもりなら、
賢さなんて持つべきではない。

節約はかなりの収入なり。

人生に執着する理由がない者ほど、
人生にしがみつく。

隠れた才能は名を売らない。

幸福の要は、
ありのままの自分でいることを厭わぬこと。

世間は欺かれることを欲す。

喧嘩せずに暮らしていけるのは独身の男である。

哲学とは、
死についての瞑想である。

自分自身と付き合う術を心得ている者は卑屈を知らぬ。

自分自身になりたいと望むことこそ、
幸福の最大要件だ。

一人とは、
一人もいないことだ。

幸運は大胆な者に味方する。

デジデリウス・エラスムス(Desiderius Erasmus Roterodamus, 1466年10月27日 - 1536年7月12日)は、ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者。ラテン語名には出身地をつける当時の慣習から「ロッテルダムのエラスムス」とも呼ばれる。なお、名前の「エラスムス」は洗礼名でカトリック教会の聖人フォルミアのエラスムス (Erasmus of Formiae) からとられているが、「デジデリウス」は1496年から自分自身で使い始めた名前である。