陸上競技はやはり「勝つことすなわち金メダルを獲ることが成功」というのが一般的な認識になる。その意味では、世界陸上選手権で３着どまりだった僕の競技者としての人生は、失敗だったのだと思います。でも、そのこと自体に後悔はないし、身体能力に恵まれた人たちと海外で向き合って、よくあそこまでやったなという満足感はあります

人間は、「自分と似ていて少しだけ違うもの」に対してもっとも理解や共感を寄せることが難しい。

日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。得たものがあれば、必ず失うものがある

精神の成熟とは目に映らないものが見えるようになることだと思う

貧しくたっていいじゃないか。乏しくたっていいじゃないか。卑しくなければ

人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない

大雑把に考えて、一日の７０％は無駄なことをしていると、思った方がいいくらい、人は無駄なことをしている

人間もギリギリで生きていると、少し病気になっただけで倒れる。だから、少し食べなくても問題ぐらいの皮下脂肪があったほうが人間的には健康的で良いと思うよ

結婚のひとつの魅力は、双方にとってだまし合いの生活が絶対必要となることだ

新しい挑戦で、業界に刺激を与える。それが私たちのやり方です

待たせなカカロット。やっと貴様が死ぬときがきた

人生は、その人の勇気に比例して、小さくも大きくもなるのです。