よく、自分が以前に働いていた時の客をとっては悪いな、などと言う人がいますが、僕は商売とはそんなもんじゃない、と思っています。自分が生きるか死ぬか、という時にそんな「きれい事」を言ってたんじゃ、生きのびてはいけない

選んだ以上は一生懸命、体張ってやるのは当然でしょ

ゲストの感謝の言葉で、誘う側のマナーを果たしたことになる

一番苦しい時に何かをしようって無理に急いでやる必要はない

僕は何を言われても黙って手だけはすごいスピードで動かし続けました

冷蔵庫は家庭の金庫

麺絆　心の味

男性と女性でプレートを変え、量を変え、盛りつけにしても女性には必ず包丁目を入れたものだった

ワインの知識で得たのは本当の基礎の基礎で、自立する事は？っていう考え方を持つきっかけにはなった

16歳のときに新島のスナックでお客様から「ありがとう」と言われた喜びから始まり、そう言われる仕事を続けていこうという気持ちがベースにありました。試行錯誤しながら結果的にソムリエという職業を選びましたが、僕の原点は常にそこにあります

いいワインの方が若いうちはちょっとゴツゴツしてて、飲みづらくて、寝かせば寝かすほど、段々段々まろやかに柔らかくなってくる

（料理の皿を掲げて厨房と客席を行き来するのを好むのは）お客様が料理を味わった後、喜んで満足した笑顔を見たいからです。それが僕の一番幸せな瞬間なんです