道徳は便宜の異名である。「左側通行」と似たものである

企業の中であるポストから上になると、人間としての力が問われることになります。専門知識などよりも、状況を理解し、人の話を聞き、やる気を起こさせ、物事を明確にし、大勢の力を結集させるといった能力が問われるのです

（5000試合出場達成のインタビューにて、次の目標は6000試合ですか？の問いに）5000の次は5001

運命というのもひょっとしてウィルスみたいなものではないだろうか。それ自体では何事も起きないけど、他の実力をもったサルモネラ菌や、あるいは紙幣や、恋文や、試験の答案用紙や、いろんな物につくことで、それを動かす。でもそれ自体は姿も形もなくて、見ることができない

英雄のいない国は不幸だが、英雄を必要とする国はもっと不幸だ

牛は自分の孤独をちゃんと知っている　牛は食べたものを又食べながら　ぢっと淋しさをふんごたえ　さらに深く、さらに大きい孤独の中にはいって行く

人はその好むところをもって、真実とするなり

死ぬ予定ではなかった二人が死んでしまう、という事を言わなければなりません

人生を難しくとることはやさしい。人生をやさしくとることは難しい。

学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。

弱者の譲歩は恐怖のそれである。

小説とは、読み終えたとき、セ・ラ・ヴィ、ここに人生がある、と感じさせるものだ。