偏見──明白な支えの手段を持たない気まぐれな意見。

筋を考えるのが漫画家の生命線です。私ははっきり言ってその努力は惜しみませんでした。いまでも続けている。なにしろ、漫画が好きだからね。私が売れなかった時代でも、原稿料の半分は、漫画の筋を考えるのに役立ちそうな本とか、妖怪の作画のための資料とかを買い込むのに使っていました。食べ物を買う金も満足に残らなかったが、それだけ「好き」の力が強かったのです

できるかどうかはやってみないとわかりません。それでも、いまをチャンス到来と捉えて挑戦しています

あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い

近くを見るから船酔いするんです。１００キロ先を見てれば景色は絶対にぶれない。ビジョンがあれば、少々の嵐にもへこたれません

やることが山のようにある時でないと、怠惰を心から楽しむことは無理である。

取り引きは、取ったり引いたりするものである。取りすぎて相手を殺してしまっては元も子もない

人生に何かをもたらすためには、それがすでにあると想像すること

人生を見つけるためには、人生を浪費しなければならない。

賃金は不満を減らすことはできても満足をふやすことはできない。満足をふやすことのできるのは仕事そのものだといわねばならぬ。どんな仕事であろうと、それが自発的主体的に行動できるような仕事になってくれば、人々はそこから働きがいを感ずるようになるのだ

ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう

偶然と欲望と生理がからまって歴史ができる