名言大学

#逆境無頼カイジ

(どのようにストーリーが思いつく?
)このギャンブルがどういう風に成立して、
どういう風な穴があり、
どういう風にやっつけるのか、
そういうネタをまず決める

なめてなどいない・・熟知しているだけだ・・人間の無力について・・!

目先を追うな!いい加減気がつけ!耐えることなくして勝利はないんだっ!

誰にも(未来が)分かるわけないんだから、
そのときにいいと思ったことをやるしかない

30になろうと40になろうと奴らは言い続ける・・自分の人生の本番はまだ先なんだと・・!「本当のオレ」を使ってないから今はこの程度なんだと・・

未来は僕らの手の中ーーーそう・・確かにそれはそうかもしれないしかしその未来の行方が誰もみな明るいとは限らない野茂や伊達や羽生の未来は明るそうな気がするなぜなら彼は積み重ねているから積み重ねていないものにとってこの言葉はつらい・・

僕はギャンブル漫画を描いているもんですから、
特に創造ギャンブルというか、
僕が考えたギャンブルを描くわけです

あろうことか・・祈ってしまった・・!何も考えず・・神頼み・・救ってくれ・・オレを助けてくれ・・だっ!

命はもっと粗末に扱うべきなのだ・・!命は、
生命は・・丁寧に扱いすぎると澱み腐る

他人なんか関係ねえんだよ・・!オレだっ・・!オレだっ・・!オレなんだっ

自分が考えたネタというものは、
あるいは自分の内側から出た感情というものは、
あなただけのもの

読者には「カイジ」って存在を友達のように、
慣れてもらわないと(笑)

三島由紀夫の「豊饒の海」を読んで。
やっぱり三島はすごいですね。
言葉の使い方、
言い回しが素晴らしくて

ギャンブルこそ・・国籍・年齢・貧富の差・性別・・そういうあらゆる垣根をあっさり乗り越え語り合える・・共通の言語なのだっ・・

何しろ1円も持っていないでしょう・・「出ろ」だの「飛べ」だの言うのは簡単だけど・・そんな言葉に乗せられて出たら・・

望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろっ・・!

僕という人間が、
考えたこと感じたことあるいは思いついたアイデアっていうのは僕個人のものですから、
それで知らない人を巻き込んで、
僕の桃源郷に連れていくのがとても素晴らしいことだと思う

奇跡なんて望むな!「勝つ」ってことは・・そんな神頼みなんかじゃなく・・具体的な勝算の彼方にある・・現実だ・・!

変でいい、
変でなきゃダメだ・・狂ってなきゃ、
逸脱してなきゃ悪魔は殺せない

借金における誠意なんて、
これはもう誰が考えたって一つしかないのだ・・内臓を売ろうと、
強盗をしでかそうと・・何をしてもいいから要するに・・期限までに金を返すことだっ

人間はいろいろと諦めていく中で、
それでも、
生きている限り情熱は捨てられない

ネタが冴えてて、
感情が表現できてたら、
それは相当おもしろい漫画にな

(自身の漫画が)没後何年後かに、
世界でブームになるかもしれません(笑)

泣き言で人生が開けるか・・!語ってどうする・・?
いくら語っても状況は何も変わらない・・!

もともと黒沢は「平成の宮本武蔵」というテーマで始めたんです。
どうしようもない男がケンカで勝っていって、
名声が上がっていくっていう黒沢・・『新黒沢 最強伝説』

住み込みで働いていた事務所から引っ越した当日の深夜、
誕生日を迎えた瞬間に鼻血が出てきて・・。
ここが人生の勝負どころ、
頑張らないといけない! と思いました

運なんかじゃ・・なくていいっ・・!奇跡もいらないっ・・!平運っ・・!起こってくれよっ・・!オレにごく普通の現象・・確率・・!

(かっこいいセリフはどうやって思いつく?
)小説とか読むじゃないですか、
そうするとかっこいいセリフとかかっこいい言い回しに傍線引いてましたね

他のところにあるような気がしてたけれどそうじゃない!人間が・・人間がつまり・・希望そのものだったんだっ!

そんな安っぽい 役に立たない友情でいい・・!いや・・ 役に立つ友情なんてのが・・そもそもおかしい・・!そっちの方がよっぽど眉唾だ・・!

大詰めで弱い人間は信用できぬ・・・・!つまりそれは 管理できても勝負できぬ男・・・・・!所詮お前は 指示待ち人間っ

(ギャンブル強いんですか?
)並だと思います

やつらの精神はまるで病人・・どんな事態にいたろうと・・真剣になれぬという病だ・・

次は勝てる・・絶対にね・・!見えているっ!オレは負けないっ・・!

画家として売れるまでにだいぶ時間がかかりました

明日からがんばるんじゃない。
今日…今日だけがんばるんだ。
今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ明日が来るんだよ

折れた足涙が出る・・!犯罪的だ・・!うますぎるっ・・!

僕がギャンブル漫画というかゲームを作る漫画なもんですから、
なおのこと、
こういうネタとかにすごく重きを置いてる

(赤木しげるというキャラクターについて)自分のなかの“かっこいい男の極みみたいな理想像を無意識的に投影していったところがあるかもしれない

感動ではなくて感情ってところが僕の中では絶対的に大事なこと

勇気を出せ・・!二度三度なんていわねぇ・・ここ一度だけ・・勇気を・・生き残るための勇気・・

外じゃなくて内から沸いてくる感情を大事にして欲しい

僕は、
話に困ったとき、
「大きなことは描けない。
小さいことを描こう」と思うようにしてます

苦しく難しい決断になると、
自分で決めない・・そうやって流され流され生きてきた・・その弱さがこの土壇場で出た・・この結果は言うならば必然・・これまでのオレの人生のツケ

ごくありふれた日本語の組み合わせでメッセージを光らせている

居丈高になるのは決定してから・・過程においては徹頭徹尾、
頭を垂れ、
服従を装った方が利口・・こんなことは・・世渡りの基本も基本・・大原則だっ・・

ギブアップ・・?
真剣勝負にそんなものあるか・・プロレスじゃあるまいし・・バカどもがっ・・

すべてを捩じ伏せ・・・・..オレは勝つ

感動は伝えるものではないんです。
感動っていうのは結果的に感動してもらえればいいわけ

この手はなんの為についている・・・・..?

疑ってるうちはまだしもそれを口にしたら・・戦争だろうがっ!

早めに仕事に取り掛かると良い事がたくさんあってね、
例えば、
ストーリーが決まって漫画を描き始めて、
何本か溜まった時に「あ、
やっぱり変えよう」って気がつくこともある

初めて描く場合や一本目二本目三本目、
そういうときどういう風に漫画を考えて描いていいのか非常に困った時期があるんですね。
困ったというか本当にわからなくなってしまう

絶対に損なんだよ、
仕事を後回しにするのは

(仕事中に音楽を聴くことある?
)聴きますよ。
ファミレスで話を考えている時はイヤフォンをして、
外界の音をシャットアウトするんです

自分を救うのは・・自分だけ

(カイジが支持される理由は?
)読者の支持は今に始まったわけじゃないんだけど、
やっぱり“カイジ的に苦しんでいる若者たちが昔に比べると増えてきたっていうのもあるのかもしれない