人間は息と影に過ぎない。

特徴的なのはアンドロイドの電源を切ったときの様子。空気が抜けてだんだんしぼんでいくんですが見た人はそこに人間の死を感じるんです。アンドロイドは人間よりも人間らしい死に方を表現できるんじゃないかと思います

人間とは歴史に学ばない生き物である

（死んだら地獄と極楽のとちらに行きたいか？）どっちでもいいさ。そのどちらにも会いたい友人がいるのでね

人間一人のエネルギーは、おのずから限度があります。あとは周りの人が協力してくれるかどうかです

私が自分自身を探求しているうちに自分自身に関する、ある種の象徴が出現してくることが分かった。集団的無意識が実は太古から続いており、永遠あるいは不死の感情を表すことを私は何度も痛感した

俺は番組で笑ってもらえるならば死んでもかまわない

弱い部分を人に見せずに、自分を強く見せることに必死だったけど、彼（主人）と出会えたことで、鎧を外せたというか、弱い部分があってもいいんだって思えるようになって、彼の言葉に甘えました

制服は征服するためにかかせない。私の人生を通じて、市民の衣装を着るほど自分をおとしめるのは稀だった。私はいつもダリという制服を着ている

（人は）多かれ少なかれ後悔をしながら、生きて行くんだと思います

60歳になったときは、映画の先輩といえば小津安二郎さん、こどもの頃から愛してきたちょっと兄貴分の手塚治虫さんもみんなちょうど60歳で死んでいるんです。だから怖かったです

人間であることは、自分の意志をそこに据えながら世界の建設に参加しているのだと感ずることである