名言大学

どの場所、
どの時代でも、
一番大切なのは命です

みんなが生きていかなくちゃ

生きている上で『人として最低限これくらいはしなければ』ということを大事にしていけば、
どんなに世の中が変わっても、
大体誤りはないのではないか

我々は、
日本政府からは一円の援助も受けていません

来る日も来る日も治療していくが、
追いつかない

自分の気に入ったところで、
自分のできる範囲で、
人々と楽しい気持ちで暮らす方がいい

好きなことをしているだけ

道で倒れている人がいたら手を差し伸べる。
それは普通のことです

信頼関係があること、
これが武器よりも一番大切なこと

誰も行かぬなら、
我々が行く

僕は憲法9条なんて、
特に意識したことはなかった。
でもね、
向こうに行って9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる

もし真理というものがあれば、
それは地下水みたいなもの

戦争で国が良くなることはない

無駄なところへ援助資金が投下されている

日本は、
軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべき

命に対する哀惜、
命を愛おしむという気持ちで物事に対処すれば、
大体誤らない

日本の平和的なイメージが非常な好印象を、
アフガンの人たちに与えていることは事実です

善意の押し付けだけでは失敗します

アフガンの人たちは、
親日感情がとても強いですしね。
それに、
我々は宗教というものを、
大切にしてきました

地元の人が何を求めているか、
そのために何ができるか、
生活習慣や文化を含めて理解しないと

まず生きること

照一隅(いちぐうをてらす)意味・・ 自分が置かれた場所で、
一つのことに最善を尽くす

戦争をしている暇はない

子どもたちや孫たちに良いアフガニスタンを残すこと、
それが一番の課題

アフガニスタンでは温暖化の影響で農地が乾燥し、
年々失われて、
食料が少なくなり、
深刻な事態になっている。
私は医療関係者だが、
薬だけでは人々の健康は守れない。......

(支援は)医療だけでは限界がある

国際機関は、
とにかく数字を示して自分たちの活動の成果を誇示しようとします。
そうすることが、
次期の予算やなんかにも影響してきますからね

この30年間(アフガニスタンを)見ていて、
まず破壊ばかり。
それだけでした

依然としてテロとの戦いと拳を振り上げ、
『経済力さえつけば』と札束が舞う世界は、
砂漠以上に危険で面妖なもの※面妖(めんよう)・・ 不思議なこと。
怪しいこと

希望を守り育てるべき

自分の国の教育もきちんとできていないのに、
よその国の教育がどうのこうの言ったって仕方ない

中村 哲(なかむら てつ、1946年9月15日 - 2019年12月4日)は、日本の医師(脳神経内科)。勲等は旭日小綬章。アフガニスタンではカカ・ムラト(کاکا مراد、「ナカムラのおじさん」)、カカムラッドとも呼ばれる。

ペシャワール会現地代表、ピース・ジャパン・メディカル・サービス総院長、九州大学高等研究院特別主幹教授などを歴任した。

福岡県福岡市出身の脳神経内科を専門とする医師である。ペシャワール会の現地代表やピース・ジャパン・メディカル・サービスの総院長として、パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事してきた。アフガニスタンでは高く評価されており、同国から国家勲章や議会下院表彰などが授与されており、さらに同国の名誉市民権が贈られている。日本からも旭日双光章などが授与されている。また、母校である九州大学では、高等研究院にて特別主幹教授に就任した。2019年、アフガニスタンのナンガルハル州ジャラーラーバードにて、武装勢力(パキスタン・タリバン運動 通称TTP)に銃撃され死去した。死去に伴い、旭日小綬章や内閣総理大臣感謝状などが授与された。

本・作品