感受性の豊かな人の方が体の頑丈な人よりも収容所での過酷な生活に耐えうることが多かったという逆説であった

朝（あした）に道を聞かば夕べに死すとも可なり

作家として日本の将来を考えた場合、本当に勇気を持って書き続ける精神を失ったら“ 作家の死を意味する。命ある限り勇気を持って書く

インテリは弱いものである。自分の理論が敗れると即座に退散する。昔の戦国時代の人間は、最後の一兵卒になるまでその城を枕に討ち死にするという執念と深いがめつさがあった。それに比べれば、いまの人の若い強さはインスタントな強さで、自分の理論が崩れたらガタガタと行きやすい。滅びざる過去の２０年、３０年の伝統が一朝一夕に滅びるはずがないというふうには思わないらしい

「命は大切だ」「命を大切に」 そんな事を 何千回 何万回 言われるより 『あなたが大切だ』 そう言われる事で それだけで 生きる勇気が湧いてくる｡

不死への鍵は、まず記憶されるに値する人生を生きることだ

本当に自分のやりたいこと、新しいことをやっていたら、既存の価値観に囚われた上司から怒られるのは当然のこと

人間の脳はそう単純なものではありません。同じことをするにしても、人によって違う回路を使っている

生まれけり、死ぬまでは、生くるなり

ある人に合う靴も、別の人には窮屈なものである。あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない

おそらくすべての芸術の根本は、そしてまたおそらくは、すべての精神の根本は、死滅に対する恐怖だ

途中で勉強を放り投げてしまえば、いままでやったことが無になってしまい、取り戻すためには休んでいた期間以上のリハビリが必要だ。はじめた以上は、毎日ちょっとずつでも続けることである。努力が実って成果を手にしても、そこで満足しないで次の目標を見つけてチャレンジすると言ったことが必要だ