欲しいものがあるときは、ちょっとぐらいは騒ぎたてたほうがいいんだ

今日のできごとは今日でおしまい。「一日が一生」という気構えで生きていくと、あんまりつまらないことにこだわらなくなる

ありのままの姿を、そのまんま正直にとらえればいい。物事には真実以外に何もないんだから

「如来」と申すは諸仏を申すなり

私は自分の手で探り当て、自分の頭で考えて、納得したことでないと信じない

人間の有り様は、万事が止まることがない。生の始りを知らないと、死の終りを弁えない。やみやみ茫々として、苦しみの海に沈んでいく

生死の中に佛（仏）あれば、生死なし

どんなに嫌いな相手でも、あなたが嫌っているのはその人の一面に過ぎません

敗戦はわが国にとって空前の体験であったが、いっさいの言論と表現の自由が許されたあとで“戦争というものをふりかえってみればいかにそれが数知れぬ顔を持つ怪物であるかが、やっと、おぼろげながらも、知覚されたのだった

お寺に集まってくる人は好きだったんです。この辺りの地域は熱心な念仏者が集まるところで、周りに宗教性の豊かな人が多かったんです。だからこそ、自分はそんなに純粋に信じられないという思いもありました。でも、そういう人が集まる場を管理したり守ったりするのは自分にもできるかもしれない。それが私の住職としての基本的な方向性です

私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります

私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を好む