さあ、切符をしっかり持っておいで。お前はもう夢の鉄道の中でなしに　本当の世界の火やはげしい波の中を　大股にまっすぐあるいて行かなければいけない。天の川のなかでたった一つの　ほんとうのその切符を　決しておまえはなくしてはいけない

人間は強者の近くでコンプレックスを抱く。負け犬の意識である。それを意識するのは辛いことだが、あとになって考えてみるとコンプレックスは弱虫を励まし、力づける先生のようなものである

私が講演をするのも、本を書くのも、誰かさんに喜んでもらいたいから。その一言に尽きます。それだけなんです

（隠れ家で同居するファン・ダーン一家の奥さんについて）その言葉の下品でがさつなことといったら、まるで言葉が荒っぽいので有名な、赤ら顔の魚売り女みたい。じっさい、たいした見ものでした。絵心があれば。その様子を絵に描いておきたかったほど。まったくお笑いもいいとこ

「考える機械」などと言う言葉は、近代的な運命論や唯物論の愚にも付かないたわごとである。機械は考えることが出来ぬからこそ機械なのだ

才能を育てる監督よりも潰してしまう監督のほうが多いものだ。だから監督に目をつけられたからといって、よい結果につながるとは限らない

青春は人生にたった一度しか来ない

未亡人の愛は欠乏の苦痛であり、夫婦の愛はただの習慣である

一生童貞で終わるのは嫌やったんで、必死でトラウマを打ち破りました

人さまに迷惑をかけたり、恥ずかしいことは慎むこと

人間は誰でもブルースを理解できるものだよ。何故なら、誰の人生にも問題があり、彼等が望まない事や、好ましくないことが起こる。日本でもドイツでもヨーロッパでも、南米でもどこでも問題は起こるんだ。私は高い教育は受けていないけれど、地理については教えることができると思う。今までに90か国以上を旅してきた。その経験から、どこにでも問題はあるもの。もっともブルースは、問題があるところから始まったけれど、必ずしも悲しいことばかりではないんだ。個人的には、奴隷でさえ一日中嘆き悲しんでいたわけではないと思う

何かを成し遂げようという気持ちが無ければ、世間のどこへ行っても頭角を現すことはない