よく「お前は駆逐艦か」と言われたものですよ。それぐらい素早く、黙々と働いた

（教育と教養が必要、その心は？）「今日行く」ところがないといけない、「今日用」がなければいけない

市場に行くと旬が分かります。行ったらメニューが浮かぶんです。私“市場六三郎と言われているんですよ

誘惑に負けてしまうんですよね、楽をしようと。職人が楽しようと思うとロクなものにならないんです

私は皿洗いから始めました。父は大変厳しかったけれども、最高の指導者でした

満足しないこと、自分はすごいんだなんか思っちゃたら絶対にダメ

健康でありさえすればどうにでもなる。神に祈るとしたら、我に健康を与えたまえ・・・・です

ゲストの感謝の言葉で、誘う側のマナーを果たしたことになる

（料理の鉄人の対戦で）負けた時なんて、家に帰らなかったよ。どこに行ったと思う？多摩川の土手。近くにショートコースのゴルフ場があって、ゴルフ好きの俺は早朝によく通っていた場所なんだけど、そこで土手から川に向かって石を投げてた

（一つの店にこだわる理由は？）自分の手から離れた時に自分のモノ（作品）でなくなってしまうっていうところでプロデュースとか、よそに店を出すとかできないんですね。性格的な事だと思います

（17歳のラーメン修行当時）しんどかったけど手を抜いたことは一度もないよ

これ（この瞬間）を逃すと商品にならない、作品にならない。全てが綱渡りみたいな仕事ばっかりしてるんで、その中に本当の美味しさがあるんですよ