名言大学

#生物学者

(サンディエゴについて)図書館なんかも24時間開いていて、
自分の机もそこにあっていつでも勉強できる。
ご飯なんかもカフェテリアがあって、
ローストビーフでもチキンの丸焼きでもなんでもある。
当時はまだ日本の食生活は貧しかったから、
地上のパラダイスのようだった

結果が出ないのは努力が足りないからです

MRIをはじめとする現在のイメージング技術は、
神経回路の構造や経路と脳機能をリンクさせる程度の解像度であり、
今がまさに革新的な脳イメージング技術を生み出す時機にあると私は考えます

捨てることが、
熱意を生み出す

思わぬ偶然を引き寄せることができたのは、
少しの失敗は気にせず、
諦めずに努力したためである。
試練には何度となく直面したが、
私は逃げることは考えなかった。
逃げることができなかったといってもいい

サイエンスの世界ではもう英語なしでは、
研究もできないでしょう。
僕のところにもたまにアラビア語とかでメールがくるけど、
何書いてあるかわからないから、
当然返信しないよね

カルチャーショックになるのは、
ちゃんと目的をもっていないからじゃないのか。
目的があれば、
日々その目的をどうやって達成するか、
ということに忙しいはずから、
カルチャーショックなんて考えている暇はないと思う

淫猥のこと一切、
禁ず

よく言うことなんだけど、
非常に楽観的な人がサイエンスに向いていると思うのです。
色々難しいことがあっても簡単に滅入らない人、
諦めない人

権威に媚び明らかな間違いを不問にしてまで阿諛追従する者など日本には居ない

全ては戦争に起因する。
戦争のない、
核兵器のない世界を望む

人間が科学を進めている原動力は、
人間の好奇心にあり、
それを爆発的に推し進める原動力にある

肩書きがなくては己れが何なのかもわからんような阿呆共の仲間になることはない

日本はムラ社会だから、
この人が何をしたかという実績よりも、
どこにいるのかで人が評価される。
そうすると「東大の教授になる」ということがゴールになっちゃう

私は普通以下の子供でした。
どちらかと言えば記憶力は悪かった。
身体も弱かった

日本の大学院というのは学生を教育しない。
科学者として本格的に研究していくための基礎的訓練をきちんと系統的に受けていないわけです。
だから科学研究の本当の基礎が欠けた研究者ができてしまう。
日本の基礎科学が弱い原因はこのあたりにある。
(アメリカでは)だいたい大学院生を一人前の研究者として認めていない。
徹底的に訓練する

意識、
創造力、
数学、
言語といった我われ人間だけがもつ能力を解明する必要があります

日本は研究室主催者(PI)に海外からの人材を迎え、
国際化に努めています

(生化学の分野から、
脳科学の分野へと研究分野を変えた理由について)結局、
常に自分が興味が持てることをやりたかったから、
変えただけのことだ。
それからノーベル賞までもらって上り詰めてしまい、
だんだん追求することが少なくなっていき、......

脳深部刺激による治療法を確立するためには、
まず特定の脳疾患にかかわる脳の領域や神経回路がどこなのか、
モデル動物を用いて詳細に調べることが必要でしょう。
それによって実際の患者において、
対応する脳領域に狙いを定めることが可能になります

の世界には、
2045年問題というのがあって、
あと30年もするとコンピューターは人間よりも高度な感情を持つようになると言われている

新しい技術の発展には、
それが誤用される危険性もついて回ります

決まり文句みたいに『コングラチュレーション』と言われた後、
『もうすぐマスコミが殺到して大変なことになりますよ』と言われた。
その後は電話が鳴りっぱなし。
その通りになった

科学者が脳機能の研究のために開発した技術でも、
医療関係者は、
疾患治療への応用を望むかもしれません。
ほかにも人間の認知操作に利用できるかを考える方々がいるかもしれません

(英語の勉強法)一番いいのは、
薄いのでもいいから本を読むことじゃないかな

分子生物学や細胞生物学によって、
感情、
認知、
行動などの生理現象を説明できるレベルに到達しなければなりません

研究に専念するためには研究費用だけでは足りません。
サラリーや大学の諸費用などですべてを賄(まかな)わなければならない。
つまり私は自由と引き換えに厳しい「研究」という道を選んだのです

何をやるかより、
何をやらないかが大切だ

理研BSIのセンター長として、
どうしたら優れたPIを海外から日本に呼べるか、
絶えず腐心しています。
国際舞台における論文成果競争で日本がより大きな存在感を示すことを願っているからです

私たちが新たに開発する技術がもたらす利益と、
それが誤用される可能性について、
政治家や議員はもちろん、
一般の人々とも対話を積極的に進める必要があります

わたしがやったことは(受賞理由となった)緑色蛍光たんぱく質(GFP)を発見したことだけ。
(共同受賞者の)チャルフィーがそれが役に立つものだということを見つけ、
チェンが改良した。
だから医学・生理学賞の対象だと思った

(原爆投下の瞬間を)閃光がまぶしく、
その後の爆風は凄まじかった

宇宙万有は無尽なり。
ただし人すでに心あり。
心ある以上は心の能うだけの楽しみを宇宙より取る。
宇宙の幾分を化しておのれの心の楽しみとす。
これを智と称することかと思う

自分を本当に納得させることができれば、
人を納得させることは簡単である

ヒトの脳のはたらきを理解するには、
モデル動物で解明される脳の基本プロセスが、
ヒトの認識や行動へどう結びつくかを理解しなければなりません

科学者として、
私たちは研究成果がどう応用されるかについて敏感になり、
倫理の一線を越えないようにしなければなりません

縁の下に白い小鳥が死んでるから、
朝になったら葬ってやってくれ

世界に不要のものなし

こんなことで一度だけの命を賭けるのは馬鹿馬鹿しい

科学者の研究なんてね、
大部分、
間違ったことをやってるんです

どんな難しいことでも、
努力すればなんとかなる

研究者として、
私は実験がうまいとも言われる。
「神の手を持つ」などと神格化するようなことを言われたこともある。
実際のところは、
私は不器用で、
実験は上手ではない。......

わたしは神を信じないが、
天の導きだと思った。
ノーベル賞も同じだ

よく科学者にはオリジナリティがなければいけないというでしょう。
もちろんその通りです。
ところがこのオリジナリティの意味を取り違えている人がいるのです。
大切なのは、
オリジナルでかつ重要度が高いことをやることです。
人がやってないことなら何でもオリジナルで、......

あぁ・・・天井に紫の花が一面に咲いている・・・医者が来ると花が消えてしまうから、
今日は医者を呼ばないでおくれ・・・

これまで賞とか名誉に関心を持たなかったし、
受賞の連絡を受けてからは対応に追われて忙しい

差別はどこにでもある。
AmericanがNon-Americanを差別したり、
ユダヤ人がNon-ユダヤ人を差別したり。
性別による差別。
卒業大学による差別。
別に日本人だからって特別差別されるわけではない

選択するということは優先度をつけることであり、
エネルギーの分散を極力避けることである

私は、
いつも『世界一の生化学者になってやる』と考えていて、
それを実現することに忙しかった。
あまり文化の違いとか、
つまらないことを考えている暇はなかった

できるだけ生体を傷つけない非侵襲的な治療法を開発することが求められています。
このためには神経科学者、
技術者や物理学者による異分野間の協力が欠かせませんが、
近年の脳科学の進歩を考慮すれば、
今から20〜30年のうちに非侵襲的で特定の脳領域だけをターゲットにする治療法が実現するでしょう

20世紀の生物学の主要な進展は、
遺伝や免疫、
細胞増殖など、
肉体に関する発見だったといえるでしょう。
そこで発見された原理は、
人間だけでなく全ての動物に当てはまります。......

大切なことは問題を見つける能力、
それを諦めずに解決する能力、
それ自体を楽しめる能力、
そして、
柔軟性

回復させるべき脳の領域にターゲットを絞った精神・神経疾患の治療法を可能にする二つの研究領域があります。
幹細胞移植と脳深部刺激です

MITを見ていても、
日本の学部生は1学年に1人くらいしかいない。
本当に少ない

「ノーベル化学賞の成果となった、
緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見までには、
同じオワンクラゲからとれた発光たんぱく質のイクオリンや、
それ以前に日本で取り組んだウミホタルのルシフェリンの研究が役立った。
これらが成功裏に進んだのは、
様々な幸運もあったし、......

(英語が)通じなければ何度も言えばいいことだし、
通じなくても構わない相手なら通じなくてもいいし、
そうでなければ通じないで困るのは相手じゃないか

神経科学はまだ歴史が浅く、
脳、
特にヒトの脳がどのように機能しているかについては、
まだほとんどわかっていません

アルツハイマー病の新薬開発に関する研究は受け入れられやすい。
しかし、
まず健康な脳がどのように働いているかを理解した上で、
アルツハイマー病のような神経疾患脳で起きている問題を理解しなければ、
新薬の開発にはつながりません

一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。
研究テーマなんてごまんとある。
ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでたら、
本当に大切なことをやる暇がない内に一生が終ってしまう