名言大学

働いている人がハッピーでないと、
お客様もハッピーにならない

多くの現場の意見を参考に、
改善を積み重ねてきたからこそ、
いまの日高屋はある

時代の移り変わりを読む能力は現場で養われる

現場に行かないと、
その地域の状況やお客様の求めているものが正しく見えてこない

社員と密にコミュニケーションをとっていると、
経営者にとって必要な先見性が養われる

特に大事にしているのは、
市場に学ぶことです

会社勤めだけはダメだった。
給料をもらうけど、
どの辺が貢献しているか分からない。
ラーメンだとその場で何百円かもらえるから

出前に行って500円でもポケットに入れている間は気持ちが良かった。
現金にそれだけ飢えていた

日高屋が成長を続けていられるのは、
決して無理せず、
一気に出店しなかったからです

わが社にとってバブル崩壊は思いがけない僥倖でした。
なぜかというと、
バブル崩壊による企業の雇用抑制で、
これまで採用が難しかった優秀な人材がどんどん入ってきてくれるようになったから

組織なんて所詮、
息をしていない物体に過ぎません。
組織より大切なのは、
生きている人間です

先日、
アルバイトの女子大生から「瓶ビールがよく売れている理由、
会長は分かりますか?
」と聞かれました。
生ビールより割高な瓶ビールが、
よく注文されていることは私も知っていました。......

私がいなくなったあとを任せる後継者は、
世襲ではなく、
社員約800人の中で一番情熱がある人がよいと考えています

世の中の出来事を好奇心を持って見つめて考えなければ、
勘は生まれないのではないでしょうか

大事なのは、
自覚と責任感を持って臨むかどうかだけ。
失敗したら会社に大変な迷惑をかけるという責任感が、
学ぶ力を強くし、
判断力を磨く。
それが会社を強くするのです

どうしてここまで来られたのか。
振り返ってみると、
いつも「学ぶ」心を忘れなかったおかげのように感じます

統計は参考にするけど最後は勘

電車に乗っていると学生が結構ラーメンの話をしている。
それを聞くのが好き

上場した時、
東京証券所ですごい車が並んでいた。
『どれできたの?
』と聞かれて『地下鉄で来た』と言ったらびっくりされた

(社用車について)後ろに座ってるのは性に合わない

本社はお金を生まないもの。
店にお金をかけるのはいいけどね

従業員が『日高屋と縁があって良かった』『日高屋にいた時が忘れられない』という存在になりたい

パートさんの場合20年勤めていても、
『ありがとう』も言えずにいなくなることもある。
あれを見て人間として耐えられなくなった

貧乏の家に育った精神のままで一生を終わりたい。
欲しいものはない

やっぱり従業員。
この人たちにどんなに感謝したってしきれない

地域住民に『できて良かったな』と言われるのが一番うれしい

振り返ると、
うちはいつも逆張りで成功してきたんです

派手なことは何もありません。
地道にコツコツやってきた成果です

やっぱり人が全て

地域に愛されれば利益はついてくる

お金の使い途がわからない

運転手付きのハイヤーを使うくらいなら、
その分、
従業員の給与を上げます

私なんか、
運がよかっただけですよ

ほとんどの人が60歳を過ぎて辞めていく。
その時、
やりたい人は焼き鳥屋をやれば70歳まで働ける。
そういうものを残してあげたい

社員と縁があって苦楽を共にして、
65、
70歳まで人生を共にして、
『この会社にいて良かった』と言われるようなものをつくっていきたい

15歳で社会に出て、
奇跡みたいなもの。
本当に運がいい。
感謝しかない

神田 正(かんだ ただし、1941年(昭和16年)-)は株式会社ハイデイ日高の代表取締役会長。