人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。それでも人に恋するのだ。

みんなが知っていることを知っていても、何も知らないのと同じことである。

人間、生きてるだけで生きてる「価値」ありであるまいか。ギリギリのところでいえば。

女性が、自分を愛してくれる人よりも自分を無視する人の方に好感を抱くのは、賢明であるとも言える。というのは、後者はいつか・・

モデルという職業は、撮影現場ではカメラマンの、コレクションではデザイナーのイメージに埋没していく“カメレオンでなくてはいけないと思っていました。だから、冨永愛であって冨永愛じゃない。ファッション業界で成長させてもらえた部分もありますが、私自身が感じていた矛盾もたくさんありましたね

金は我々にとって母親でもあるが、また、我々の死でもある。

雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ・・宮沢賢治の有名な一文だ!!確かに、何にも負けない、全てに打ち勝つ丈夫な体を持ちたい!!だけど、雨にも負けて、風にも負けて、弱ったからこそ、気づく恋もある!!

私は習慣から身をねじる、未だ見ぬ私が見たいから。

家庭のための努力を怠る女は、夫を愛することも浅いのだ。愛が努力を産み、努力が更に愛の深さを培う。

富は多額の財産によるものにあらず、満足した心からなり。

人生のしあわせとか、わざわいとかは、みな自分自身の心の中から起こってくるもので、決して、境遇に左右されるものではない。

ライナーノーツにも書いたけど、僕は小学校の頃に、12枚組の『ヨーロッパ映画大全集』という、ソフィア・ローレンのアップがジャケットになっていた映画音楽のレコードをずっと聴いていたんです。まさに愛聴盤でした。その中で好きだったのが『太陽がいっぱい』『太陽がひとりぼっち』『夕陽のガンマン』といった、ニーノ・ロータの作品でした。『シシリアンセレナーデ』はまさにその影響を形にした曲ですからね