（最後まで生きる強さはどこから湧いてくる？）基本はその人の中に本来あるものと思います。うまく見つけることが私達もお手伝いしながら、ご家族に絆や愛情っていったものを土台にしながら、うまく芽を出すかどうか。それを見つける作業っていうのがすごく大切な看護の部分かな

人間関係で一番大事なのは、腹八分ではなくて腹六分。夫婦、恋人、親子、仕事関係、すべて腹六分でお付き合いを。親しき仲にも礼儀あり

大混乱も起きるかもしれません。それを乗り越えなくては次の時代というのは来ないと思います。飢え死にする人や凍死者もいた戦後間もなくの日本ならば、確かに格差は認めにくい側面もあったかもしれません。しかし、いまの日本のような豊かな社会では、ある程度の格差は認めていかなくてはいけない。そういう時期に来ていると思います

私自身のために生きることはできなかった。そんな可能性は私からあらかじめ奪われてしまっていた。でもそのかわり、彼のために死ぬことができる。それでいい

旗手というすごい経験をさせていただいて、一歩一歩感動をかみしめて歩いた。今までにない感動だった

人は、人生の早い時期に、生まれてきた理由を知るのだよ

（物事を）道徳の性質および国家という組織から分離して考えることは、きわめて明白な誤謬(ごびゅう)である。むしろ、日本人・・

我々は短い時間を持っているのではなく、実は多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、もっとも偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。けれども放蕩や怠惰に浪費してしまったり、どんな善いことのためにも使われないならば結局最後になって否応なしに気づかされることは、今まで消え去っているとは思わなかった人生がもはやすでに過ぎ去っていることである

人の話を聞く耳を持つことは大事です。もし身の上相談を受けたら、一生懸命聞いてあげればいいのです。答えはいりません。ただ聞いてあげればいいのです

偉大なる精神は、偉大なる精神によって形成される。ただし、それは同化によるむしろ多くの軋轢(あつれき)による。ダイヤモン・・

みんな競争に夢中になって、「負けまい、負けまい」と懸命に働く。会社のためにエネルギーの８０％も使ってしまう。どうしてそんなに競争に勝つことばかり求めたがるのかな？恐らくレールから外れるのが「怖い」からだね。でも、そんな生活を続けていると、肉体的にも精神的にも疲れる。５０代、６０代になれば、「空っぽ」の人生になってしまうんだよ

自分が書いたものではない、いわゆる「続編」が作られないように、主人公を殺してしまう作者の気持ちはとてもよく理解できます。そうすれば、私と一緒に話が終わるのです。そして、私が死んだ後に、主人公を復活させる事はできなくなるでしょう