名言大学

すでに過ぎ去ったトラブルを思い出すことは、
何と快いことか。

待っていたことはやって来ず、
思いがけないことがやって来る。

経験こそが人にとり万事の教師となるものだ。

各人の一生は戦役なり。
それは長期にわたる多事多難なる戦役なり。

誰しも役に立つことの出来る仕事に就くべきだろう。

幸せに恵まれていると思われる人でも、
死ぬのを見届けないうちは羨(うらや)むことはできない。
運はその日かぎりで尽きるから・・

二度目の考えがいちばん賢い。

死は、
我々がすべてを支払わねばならぬ借金なり。

正しい者はたとえ一人でも、
大勢の不正な者よりも強い、
というのは、
神と正義を併(あわ)せて味方としているのだから。

逆境においても道理に耳を傾けるは賢明なり。

誰が知るだろう?
 この世の生は死にほかならず、
死こそ、
実に生であることを。

不幸もついには倦(あぐ)む時が来る。
風がいつでも同じ激しさで吹くとは限らないように。

あなたは自分が何を言っているか、
何をしているか、
更には自分が誰であるかすら分っていない。

息子よ、
許してやれ。
人間はしょせん人間だ。
どうしても過ちを犯すものなのだよ。

女はほかのことには臆病にて、
戦争には脅え、
鋼を見ては色とてもなき有様なり。
しかれども、
夫婦の間のまことが踏みにじられる・・

愛は最も甘く、
最も苦いものだ。

舌は誓ったが、
心は誓っていない。

阿呆は阿呆らしきことを語る。

幸福は安定せず、
暫定的なものである。

自制は神々の最高の高貴なる贈り物。

男の一番の財産は、
共感してくれる妻である。

人間の価値を量る確かな基準など何もないのです。
人間の本性は全く人を混乱させるものを持っているのですから。

人間は栄えているべきなり。
ひとたび落ち目になれば友などというものはなし。

礼儀は魅力もあれば利益もある。

沈黙は真なる英知の最上の応答なり。

人の一番の財産は、
共感してくれる配偶者である。

時はすべてを明らかにする。
時は聞かれもせぬのに喋る饒舌家である。

未来を決めるのは今のこの光の瞬間

人間誰しも自由な者はいないのだ。
金(かね)の奴隷になったり、
運、
不運に弄(もてあそ)ばれたり、
あるいは世間一般の思惑や・・

娘の美しさは父親にとってこの上ないものである。
息子はより秀でた魂を宿していても、
思いやりと情愛の深さでは娘に劣る。

おお悲惨なるもの、
真実よ、
おまえは最悪の瞬間に姿を現す。

女たるものは、
つねに男たちの運の行く手に立ちふさがり、
かつ不幸なる方へ導く。

心の底を傾けた深い交わりは禁物です。
愛情の紐は解けやすくしておいて、
会うも別れるも自由なのがよいのです。

自分が何を知っているかを教えるのは、
よその社会である。

あらゆるものの中で女がいちばん手ごわい

一旦身に覚えた恋心は、
いつまでも続くものです。

最大の不運の中に、
幸せが生まれる最高のチャンスがある。

臆病者は逃げ去るが、
勇気のある者は、
危険な選択をあえてする。

酒のないところに愛はない。

豪奢(ごうしゃ)な富も黄金にあふれる館(やかた)も、
青春と取替えはせぬ。
青春は、
富める時も貧しい時もこの上なく美しい。

苦労した思い出も、
過ぎてみると心地よい。

優柔不断の心は、
見下げた感情にほかならず。

私に若年が二回、
老年が二回あれば、
私の過失を改めることが出来るだろう。

勇気とは、
天から与えられるもののすべてを、
ひるまずに受け取ることである。

過ぎ去りし災難を記憶すること、
いかばかり愉しきことか。

危険は勇者の目には太陽のごとく光り輝く。

楽しみは、
汝が満足している場合には苦労の記憶なり。

恋は無学の人間に文字を教える。

人間は誰一人として最後まで栄えることも幸せであることもない。
何故なら、
苦労無く生まれついた者などはいないのだから。

遠くにあるものを見すえながらも、
近くにあるものを見捨てないように。

エウリピデス(古代ギリシャ語: Εριπδη、Euripds、 紀元前480年頃 - 紀元前406年頃)は、古代アテナイのギリシア悲劇における三大悲劇詩人の1人である。エウリーピデースと長母音で表記されることもある。現代にも大きな影響を及ぼしている。代表作は『メデイア』、『アンドロマケ』など。