名言大学

未来はもはや過去のものである

突飛な問答、恥、笑い、というのはアイデアへの感覚なのである

文体とは、
あくまで人柄だ。
ユーモアのないひとにユーモラスな文など書けるはずもなく、
大まかな性格の人に神経質な文は書けない。
文章技術より、
事故発見のほうが先である。......

小さな災難を買っておくと、
大きな災難の魔よけになる

アルコールがどんな化合物か知らなくても、
お酒を味わうのに少しも差し支えはないでしょう

「戦争反対、平和」と唱えただけでは平和はやってこない。
「病気反対、健康」と祈る事が無意味なのと同じことだ

三日かけてなぶり殺しにするといわれたら即座の死を望むだろう。
しかし一年となると、
こちらを選ぶに違いない。
境目はどこにあるのだろうか

コンピューターは50人が徹夜で200年かかる計算を、20秒で片づける。
この割合で行くと、あと50年はある人類の寿命を、200年ほどで終わらせてくれるかもしれない

税制に無関心でいて、税務署を怖がる。
銃声は怖がるくせにそれをもつ人間は怖がらない、
山の動物とたいした違いはない

今年もまたご一緒に九億四千万キロメートルの宇宙旅行をいたしましょう。
これは地球が太陽の周りを一周する距離です。
速度はマッハ93。
安全です。
他の乗客がごたごたを起こさないよう祈りましょう

わが国で「男が立たぬ」「男の花道」など「男のなんとか・・・・」という場合、
そこに表現されているものは、体裁であり、虚栄であり、非論理性であり、他人への強要であり、感情、
ムード・・・・つまりみんな女性的なもの。ひょっとしたら、俺たちはみんな女じゃないのかしら。そんな気がするわ。男とは独特の自我をもった、クールなものであるべきでしょう

駄作でも、
失敗作でもないから、
名作か。
名作とは、
そんな意味の事だろうな

人生最大の楽しさと言ったら、
人に模倣されることでしょうね

仏像とはすべて、
仏様を模して作られたもの。
早く言えば、
みな模造品にすぎません。
価値のある仏像だからありがたい、
安物の前で手を合わせたら損だ。......

自分の一日を、
そして一生を、
人間というりっぱなおごそかな生命現象にふさわしい生き方で、
足どりたしかに、
かがやかしく、
生きなければならない

われわれが過去から受け継ぐものはペーソスで、
未来に目指すべきはユーモア

個性のある人と話すのは楽しい。
しかし、
それには、
こちらも一つの個性を持たなければ、
会話が成立しない。
人生を豊かにするためには、......

禁煙をするには硫酸銅でうがいしろ

大統領や総理大臣には代わりがいるだろうがオレの代わりはいないんだ

みんながみんな偉大なことを完成するとは限らない。
完成できたほうがいいにはきまっているが、
できない人だってあるんだ。
わたしは失敗に終わってしまった。
しかし、
完成を心にえがきながら、......

人が夢の世界を持っていなかったら、
現実に対して、
何の批判もしなくなり、
ただただ現実に押し流され、
ずるずるとだめになっていく。
現実の世界は、......

世の中には短く要約できないものはない

和服は着るのが大変だから改良せよとの説があるが、
大変だからいいのである。
手間をかけて着たからこそそれが本人の動作に作用し、
しとやかさとなる

わが国のごたごたの多くは、
ノー・サンキューの精神の欠如が原因かもしれない

青春とはもともと暗く不器用なもので、
明るくかっこよくスイスイしたものは商業主義が作り上げた虚像にすぎない

そもそも妖精とは、
現象を手っ取り早く解説するために発生したものと思う

人生も異質な人間の組み合わせといえそうだ

今やクリスマスはキリストの日ではなくサンタクロースの日である

できるだけ多くのものを内に秘め、
一方、
口数は少なく、
軽々しい判断はしない。
その修行が気品というものを作り上げる

忙しく動き回りながら、
深く考えることは、
人間にはできない

とにかく、
あの人と会話をすれば、
何か楽しい時を過ごせる。
利口になった気分になれる。
そう思ってもらいたい。
つまり、......

数え切れない過去の人々は、
今となってみるとこの滅亡期の人間たちのどれいだったのだ

信念があれば、
幸福もある

普通ならざることへの直観能力が笑いである。
論理の飛躍になるが、
笑いは、
普通とは何かを知る経路でもある

想像は楽しい。
しかし、
事実の発見はそれより一層大きな喜びである

まず、
ものにこだわること。
異質なものを見つける。
これを結びつけるために、
ものをそれぞれ要素分解していく。
すると、......

(アイデアを出すとは)多くの人の意見を集め、
広く資料を調べ、
とらわれない自己の判断で整理し、
そこから新しい可能性をひきだすことである。
具体的な世界から抽象の世界に飛び、
ふたたび具体的な世界に戻りながら、......

学問のもとは、
好奇心。
好奇心を育てるようにしておけば、
優れた人物も、
自然に育ってくる

自分のことを気にかけてくれている人がいる。
それだけで十分だ

ニュートンは「どうやって法則の発見を」と聞かれ、
「考え続けて」と答えた。
執念、
ここが大事なのだろう

自分の足で、
汗を流して登山するからこそ、
頂上でばんざいを叫びたくなる

何もいらない。
今の私に必要なのは思い出だけだ。
それは持っている

星 新一(ほし しんいち、本名:星 親一、1926年〈大正15年〉9月6日 - 1997年〈平成9年〉12月30日)は、日本の小説家、SF作家。