大石一家は大腰抜けばかりで、僅かに我ら父と子と大石瀬左衛門が残るのみ。面目ない

仕事は命がけや。死んでも仕事は残る・・ そういう仕事をせなあかん

恋愛というものは、振幅が大きくて、情熱の波に弄ばれます。友情は静かで安定した流れを辿ります

敵と戦うとき、兵法の技や戦法によって表面上は勝ったように見えても、敵の戦意まで絶えさせなかったため、表面的には負けても、心の底までは負けていないことがある。そのような場合は、自分が急に気持ちを替えて、敵の闘争心を絶やし、敵が心底負けた気持ちになるところを見届けることが大事である

敵の逃げ道を作っておいてから攻めよ

子供の教育係にする侍に対しては、まず主人がそれを心を込めてもてなし、位のつくようにしてやらねばならない。そうでなければ、その子供が教育係を安っぽくあしらって、それを侮る心が出てきて、ついには教育係をないがしろにして、その忠告を聞き入れず、したがって、振る舞いも改まらないことになるから、大事な問題である

われわれの人生とは、われわれの思考が作りあげるものに他ならない

友達と酒飲んで、笑っている時は、ひょうきんにもなれば、変な話しかしないですしね

必ず再び合戦になる。私たち親子は一両年中に討ち死にするでしょう

低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである

強く反発するタイプほど逆に仲間になった時には強力にいい援軍になる

井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る