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元々何かを見ることよりも作ることへの興味が強い
大林宣彦
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jisin
大林宣彦
大林 宣彦(おおばやし のぶひこ、1938年(昭和13年)1月9日。倉敷芸術科学大学客員教授、長岡造形大学造形学部客員教授、尚美学園大学名誉教授、文化功労者。
人物カテゴリ
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本・作品
大林宣彦の名言
命というのは人間だけだと思うんだけど、世界中みんな命じゃないかと
文学と映像とではメディアが全く違うわけです。言語世界をそのまま引き写すのでは全く面白くもなんともない
本当にがんの宣告を受けてからね、腕に蚊が止まるでしょ、僕の血を吸っておなかがぷくーっと膨れているのを見ていると、とてもはたけませんよ
小説を映画にすることはリスクはいっぱい背負うわけだけど、今で言う“オンリーワンですよね。それぞれの違いをどこかで確認しながら見る、ということが物を鑑賞するということの一種の知的な楽しみ
映画はもっと広くて深くて俺の分からない映画があるはず
映画は日本では、文化というよりはまだまだ芸能界の消耗品みたいなところがある
70年代いっぱいまでは、青春も含め僕にとってのアメリカは表現者として一番「近い」国だった
(自身の映画は)世の中の映画の通念とはずいぶん違うことをやっている
20世紀が終わった今、僕たちの科学文明は伸び過ぎた牙、とがり過ぎたツメ、生えすぎた毛皮になって、とんでもなく“へんちくりんな生き物になってしまったのではないでしょうか?
21世紀は、発展、開発という力学に追いかけられてきた20世紀の価値観から脱却し、もう一度僕たちの原点を見つめ直す、“日本人としての約束を思い出す時期に向っているのではないかと思っています
1990年代を“失われた10年と言うようですが、僕に言わせるとまさに“豊かなる10年です
僕は小説を映画にすることが多いですけど、映画にしたい小説には決まりごとがあります。それは、、映像が決して浮かばない小説であることです
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(助監督となって)最初の1カ月半は電話番で、助監督としての初仕事は、監督の「カット!」の声を聞いたら、裸の女優さんにタオルをかけること
“Jクラブに企業名を入れろという要求にしたって、じゃあ企業の名前を出したらお客さんが増えるんですか?市民の賛同者が増えるんですか?と逆に問いたい
スポーツでなくてもいいのですが、一つのことに夢中になっている子どもはいいですね。目の輝きが全然違う
今、褒められているものは短命だ。今、貶されているものこそが、後に復活する。すべては、その時代の人間ではなく、半永久的な無機質な時間によって淘汰され評価がさだまる
自分を飽きさせずに面白く働かせるコツは、一生懸命努力してしつこく踏ん張るしかないんだ
あのころは、心が休まるときはなかったの。自分が美しくないことをいやというほど知っていたから。私の容姿のことを褒めてくれようとする人たちは、『あなたを見るとベティ・デイヴィスを思い出す』と言うの。とても親切で、本当に素晴らしいことよ。ただ、私がベティ・デイヴィスに我慢がならないだけ
アニメーション製作はチームワークの賜物です
僕は演技力のある俳優を雇って、彼らに(演技を)任せている。もし彼らが(演技上で)ミスをした場合には、(その演技に対して)より大げさにとか、より細やかにとか指示することがあるが、大概良い俳優をキャスティングすれば、その必要もないんだよ
実は僕が冒頭、商店街に登場するシーンで黒澤明監督の『用心棒』みたいなカットを、ちょっとかっこつけて撮影してみたんです。でも編集の段階でボツにしちゃったんですけどね(笑)
エロスはアートの世界の1つの避けられない文法です
一回文章にすると忘れにくくなりますので、僕は観た映画の感想をブログに書いていますが、整理や分析に費やす時間は無駄なような気がします。観たものをまとめている時間があったら、もう一本別の作品を観たいなあと僕は思ってしまうんです。とにかく貪欲に吸収していたい
『こういう段階だからこうすべき』とかいう法則性を見つけるなんて、無理だってこと