喜劇役者は、偉大な才能と芸を持っていないとできないっていうことなんですよね

一番悔しいのはね、試写で一番盛り上がるのが西田さんがお尻出したときなんですよ。結局それなんだ、って。これだけ苦労して作ったのに、西田さんのオケツに負けてしまったって言うのがとても悔しいです

どんなことをやるにしても枷（かせ）っていうのはあった方が楽だったりするんですよね

映画は機械文明が生んだ芸術ですから、表現とは発明

僕はプロデューサーがいてディレクターがいてっていう体制が嫌いで、反体制派だったから。だったらこの仕事やるなよっていうのが基本にあるんですけど（笑）

ちょこっと歩きたくて、わざと家から少し離れた場所でタクシーを降りた。風が強いけど、風に飛ばされないように帽子を手でおさえる自分は嫌いじゃない。止まってる車の窓ガラスに映してみたが、やっぱり嫌いじゃない

真剣での勝負であれば、命のやりとりである。敗れた瞬間にあの世行きだ。なにがなんでも勝たねばならないのである

僕は好奇心がなくなったら仕事は辞めようと思っています。つまり、どれだけお金くれると言っても、僕は興味のないことでは動けないんですよね

日々行動あるのみ

待ったなしの時間が好き。時間は待ってくれない。残酷。その中で何が出来るかを考える。最高のパズル。最低のゲーム。ここで負けたらおしまいだ

１０歳ぐらいの時からピアノはひとりで弾いていましたけど、教則本は全然やらなかったんですね。それで１４歳で玉三郎を襲名して、お稽古事が始まって、そのひとつの課目にピアノが入っていたんです。けれど、その時もバイエルも終わらないうちに忙しくなってしまって、きちんとはできなかった

雨には優しさがあると思う。燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、気分が沈んでいるときなど、その明るさを敬遠したくなることがある