名言大学

僕はルーチンワークを避けてきた人間です。
もちろん、
仕事がはかどるにこしたことはありませんが、
それだけでは、
仕事に意外性が生まれないことも事実です

僕は自分の仕事をサービス業だと思っているんです。
サービス業ですから、
お客さんに喜んでいただかないといけない

体のパーツを細かく動かしていないと本当に自由に動けなくなる。
デジタル撮影が進化すると一日全く動かなくていい

やる気の源は、
どんなことでも「面白れぇー」と思うことです

たとえば、
クルマを運転していて渋滞していたら、
普通はイライラしますよね。
でもその間に、
好きな音楽をたくさん聴けると思うと、
渋滞もまた楽しくなるはずです。......

残念ながら、
昔は仕事が楽しいと思えませんでした

サザンオールスターズやツイスト、
ゴダイゴといった同世代のミュージシャンの活躍は、
とても励みになりました。
ジャンルは違うけれど、
彼らの活躍を見るにつけ、
「俺にも希望があるかもしれない」とずっと思っていました

悪戦苦闘しているのは、
今でもまったく変わらないんです

生来のあまのじゃくな性格もあって、
他の人がつくるような映画はつくりたくないという思いも、
いつも持っています

どんな企画や作品にも、
面白いところは必ずあります

会社員を取り巻く環境はここ数年、
確かに厳しいと思います。
でも僕は、
若い人にはあえて10年くらい棒に振ってもいいんじゃないかと言いたい。
もちろん、
僕のように生きるのがいいというつもりはもちろんないけれど、......

何でもいい。
何かしらのものを見つけられたのなら、
棒に振った年月は決して無駄にはならない。
その何かをもとに、
それからの10年、
20年を自分の足で存分に歩いていけばいい

僕の原点は20代前半にこそあるといまでも思っています

作品には毎回毎回、
新鮮な気持ちで向かっています。
その都度、
気持ちをリセットして、
初期化して、
素材に真摯に付き合う。......

僕の知る限り、
一流の人は、
ほとんど例外なく謙虚です。
人にぞんざいに接している人は、
最初は調子がよくても、
人間関係の中で徐々に姿を消していっています。......

自分は芸者であるとも思っています。
芸者はお座敷に呼ばれるために芸を変えていかなければならない。
飽きられてしまうから、
頭も身体も常に鍛えておかないといけません。
天狗になんかなっていられないですよ

作品にはそれぞれの「使命」みたいなものがあって、
それがわかると気負いが産まれたり、
逆に楽になったり、
そのプロセスそのものを楽しめるようになる。
「ツボ」を得たり・・ということか。

ぼやいていてもしょうがないから明日明るくなれるように、
アレ、
「明日」は「明るい日」と書くのか、
なるほど、
今日も悔いなく働くぞっ

予算の大小や映画、
テレビに関係なく、
常にどの作品でも、
悩み苦しんで最終的な部分に到達しようとやっています。
予算や条件に差があっても、
行けるところまで突き詰めるという姿勢は絶対に変わらないですね

お金を払って観ていただく映画はすべからく商業作品ですし、
娯楽度が高いのも映画のひとつの価値だと思っています。
それと同時に、
映画はどこかで社会の合わせ鏡だという意識もあります

僕も今年で60歳ですし、
自分の死生観を反映した作品や社会問題を見据えた作品も作りたいという気持ちがあります。
それをなおかつ、
お金を払って観ていただく作品に仕上げるということも常に心掛けていきたいですね

どんなにひどく、
寂しい状況だったとしても、
次の人生を決めるような出会いは必ずあるんです

どんな逆境でも楽しめることじゃないですかね。
楽しめる人がプロフェッショナルだと思うし、
僕自身もずっと楽しみ続けたい。
楽しみを見つけたい。
そう思っている。
楽しむという事がプロフェッショナルの基本だと思います

悪いことするなって言ってるんじゃない、
ダサいことするなって言ってるんだ

若い人たちにいつも言うんです。
まずは20代のうちに、
「これが私です」と言えるものをつくっておけと。
そして、
どんなにひどく、
寂しい状況だったとしても出会いに目を見開いておけと

ファッションって、
興味がないと維持できないし、
広がらないもの

『ケイゾク』はひとつの作品として、
私のなかで完全燃焼感がありました

『結』の撮影中は、
自分の処理能力を確実に超えた内容に何度も思考が停止し、
『オズの魔法使い』のように頭がブリキ化する瞬間が多々ありました(笑)

今年後半は仕事が忙しくまったく学問に手がつかなかった。
駄目である。
来年はもっと駄目っぽいが「長〜い計画」で乗り切りたい。
自分の机の横に積み上げられた本が寂しく私を見つめるのだった

仲間と共に街を愛し「何かを伝えよう!残そう」という気概があれば映画作りは可能だということを証明した。
素晴らしいことだ。
参加できて光栄だ

対象と向き合い多角的に考察しその上で見解を出す

果たしてワタシに問題意識を「文書化=視覚化」する論理と準備と気合いと客観性があるか。
そもそも考察に値する問題意識があるのか?
とにかく本を読むことだ。
先人の研究に触れることだ

自分は決して芸術家ではないという部分が忘れてはいけない立脚点としてあります。
だから、
色々なものに挑戦できるのだと思います

堤 幸彦(つつみ ゆきひこ、1955年11月3日 - )は、日本の演出家、映画監督。オフィスクレッシェンドの取締役。三重県四日市市。活動初期は、堤ユキヒコ名義を使用した。