男は女の恋人であるとき、その女の友人であることはあり得ない。

おのれが尊いのではない。おのれをおのれたらしめるものが、おのれのなかにあるから尊いのである。だからこのおのれたらしめるものを見出さなくてはならぬ。自覚しなくてはならぬ。そのことなくしては、人は人としてのねうちがあるとは言えない

仕事は何のためにするのか。それがわからない人は、「われわれは地球に生かされている」ということを、まず感じないといけない

セックスがしたかったから結婚したんです、性欲結婚です

人々が私に賛成するときはいつも、私は自分が間違っているに違いないと感じる

周りの自分への対応が変わると、自分が偉くなったような気がしちゃう。そうなると、おごりが出てくるし、自分の心を磨かなくなる。現実の世界だけで勝負しようとしてしまうが、人生は見えている世界だけではないからね

愛は花冠に宿る霧の滴のごとく、清純な魂の奥底に宿る。

相手のありのままの「心を受け入れる」と書いて「愛」。変えようとしている限り、それは愛とは呼びません。相手のあるがままを、まるごと受け止める

人生の壁にあたった時、わたしはその度に家に戻りました。赤ん坊と一緒に戻りました。母は一度も「ほら、言ったでしょ」と言いませんでした。「わたしの娘が帰ってきたわ！ わたしの愛するマヤ、美味しいご飯をつくってあげるわ！」と、わたしが帰る度に母は言ってくれました。愛。母はわたしが人生を歩めるように解放してくれたのです。母は何度も、何度も解放してくれました

妄想とは、とにかく概念を回転させることです。結論はありません。だから、ノンストップで流れるものです

愛しとぉばい！

黄金パターンは黄金パターンであっても、それを活き活きとできるかどうかなんですよ。男と女がいて恋をするなんていうのは、もう大昔からいくらでもやられてることでね、みんなすっかり見飽きたパターンですよ。それでも、やっぱり説得力を持ってて感動できる恋物語と、そんなもん勝手にすればっていう恋物語ができてしまう。それは作る側が、その恋という問題に対して、毎度おなじみだけど、どれほど真摯になれるかどうかでしょう。だから、僕はパターン化することについては全然恐れていません