世界の中心が自分でないなら、もはや自分の人生だとはいえないのだ

私は、相手の体格や制限時間などの条件を問わず、いつでも喜んで挑戦を受けてきた。そんなとき、まず心がけていたのは、「相手を打ちのめそうとしない」こと。決して自分がやられないことだ

チャンスは必ず利用して決着をつけたが、決着をつけること自体を最優先したわけではなかった

私は、飢えた目で闘いを挑んで自分の欠点を忘れたりはしない。いつも危険を意識して試合に臨むと同時に、どんな隙も見逃さず、すかさず食らいつく

見えない力を手に入れるために、感覚を磨き、自分を捧げ、人として正しい行動を選び、深く物事を見つめること。状況を把握し、正しい戦略を立てること。欲しいものを手に入れて、自分で運命を切り開くこと。幸運をあてにせず、自分のものは自分で取りにいくこと

人は生まれた瞬間から、自分の思いどおりにはならない。競争の連続だ

競争に勝つためには、自分の強みを知り、世の中を理解する能力を身につけること。人が最初にしなければならないのは、それだ

幸せを求める他にどんな生きがいがあるというのだろうか。そして、幸せでないのに満足できるだろうか

私が闘ってきたのは、もっと大切なもの、たとえば家族を喜ばせるためだ

私が敵を乗り越えようとしたのは、幸せという大きな目的を達成するためだったのだ

まずは最高の自分になること。そうすれば人のために何かができる。そして、最終的に自分という枠を超えて、人の役に立てるようになればいい

誰の役にも立たない人生なんて意味がない。自分のことしか考えず、人のためには指一本動かさない人間はただの自分勝手だ。しかし、人を助けるために自分の力を蓄えるのなら、それは立派な行動だ。だから自分を優先させる