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生きているときは人で、
死んで仏になると思っているのは間違いだ。
生きて仏であるからこそ、
死んで仏なのだろう。
生きてサバの魚が、
死んでカツオになる道理はない。
林にあるときはマツで、
切ったらスギになるという木はない。
だから生前から仏であって、
死んで仏になり、
生前から神であって、
死んで神なのだ

二宮尊徳

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二宮尊徳
二宮 尊徳(にのみや そんとく)は、江戸時代後期の経世家、農政家、思想家である。自筆文書では金治郎(きんじろう)と署名している例が多いが、一般には「金次郎」と表記されることが多い。

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