名言大学

問題は時間にあるのではなく、
あなた自身にあるのです

他人に尊敬されたいのなら、
自分自信を敬うがいい。
自分自身に敬意を払うことによってのみ、
他人はあなたを敬うようになるだろう

「私にはその行為に責任があるのだろうか?
ないのだろうか?
」という疑問が心に浮かんだら、
あなたに責任があるのです

真の紳士は持てる物をすべて失ったとしても感情を表してはならない。
お金はまったく紳士の関心の外にあることであり、
気にかける価値もない

人間には、
愛がありさえすれば、
幸福なんかなくったって生きていけるものである

あの言葉はもちろん、
思わず口からこぼれたのだが、
思わず言っただけによけい重大なのだ

人間の後半生は、
通常、
前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ

楽園は我々一人ひとりの内にあるのです。
それは今私の内にもあるのです

新しい一歩を踏み出すこと、
新しい言葉を発することは、
人々が最も恐れることである

金を持っている人間は、
貧乏人がその儚い運命を訴えることを聞くのが大嫌いである

人間として最大の美徳は、
上手に金をかき集めることである。
つまり、
どんなことがあっても他人の厄介になるなということだ

人生は苦痛であり恐怖である。
だから人間は不幸なのだ。
だが今では人間は人生を愛している。
それは苦痛と恐怖を愛するからだ

人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである

コロンブスが幸福であったのは、
彼がアメリカを発見した時ではなく、
それを発見しつつあった時である。
幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、
断じて発見にあるのではない

自分を嘘であざむき、
自分の嘘に耳を傾ける人は、
ついには自分のなかの真実も周囲の真実も見定めることができなくなり、
その結果、
自分をも他人をも尊敬できなくなる

誰ひとり尊敬する相手がなくなると、
人は愛することをやめ、
愛を持たぬようになると、
何かに没頭して気をまぎらすために情欲や卑しい快楽に溺れて、
あげくのはてには畜生同然の罪悪を犯すようになります

地獄とは何か、
それはもはや愛せないという苦しみだ

一般的に言って、
苦しみと悩みは、
偉大な自覚と深い心情の持ち主にとって、
常に必然的なものである

金こそは、
取るに足らぬ人物を第一級の地位に導いてくれる唯一の道である

金は鋳造された自由である

私はなにか善を行おうとする希望を持ち、
そこに悦びを感ずることもできる。
だが同時に、
悪を行いたいとも思い、
そこにも悦びを覚えることができる

神と悪魔が闘っている。
そして、
その戦場こそは人間の心なのだ

神が存在しないならば私が神である

人生において何よりも難しいことは、
嘘をつかずに生きることだ。
そして自分自身の嘘を信じないことだ

人は思想をとらえようが、
思想はつねに人間よりも現実的である

世の中には、
恋人とか情婦としては通用するが、
ほかになんの役にも立たない女がいるものだ

もちろん金は絶対的な力である。
と同時に、
平等の極致でもある。
金の持つ偉大な力は、
まさにそこにあるのだ。
金はすべての不平等を平等にする

いちばん簡単で、
いちばん明白な思想こそが、
いちばん理解しがたい思想である

苦しむこともまた才能の一つである

人間的なあつかいをすれば、
神の似姿などとうの昔に消えてしまったような人をさえ、
人間にすることができる

「人類に対する愛」という言葉は、
自分が心の中で作りあげた人類に対する、
つまり己れに対する愛である

感情は絶対的である。
そのうちでも嫉妬はこの世で最も絶対的な感情である

絶望の中にも焼け付くように強烈な快感があるものだ。
ことに自分の進退窮まった惨めな境遇を痛切に意識するときなどはなおさらである

太陽におなりなさい。
そうすれば、
誰もがあなたを仰ぎ見ることでしょう

人間という奴はいつでも、
人に騙されるよりは自分で自分に嘘をつきたがるものなのだ。
そして、
無論、
人の嘘より自分の嘘の方を余計に信じるのだ

人生で何よりも難しいのは、
嘘をつかずに生きることだ。
そして、
自分自身の嘘を信じないことだ

女にとっての復活は、
あらゆる破滅からの救いと更生は、
愛のなかにある

思いやりこそは最も重要な、
そしておそらくは全人類の唯一の生活の規範なのだ

どうか偶然なんてことをあてにしないでください。
偶然のない人生というのもあるのですから

良心の自由ほど魅惑的なものはないけれど、
またこれほど苦しいものはないのだ

本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ

善い人とは、
強い人たちのことではなく、
誠実な人たちのことである

他人のために自分を忘れること、
そうすればその人たちはあなたを思い出してくれます

人間というものは時として、
何にそそのかされて我を押し通すのか、
自分でも分からぬことがあるものだ

女、
女こそ男を完成させる唯一のものである

愛情に満ちあふれた心には、
悲しみもまた多いものである

僕だけが恥辱の中で暮らし、
一人であらゆるものを汚し、
美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ

僕は人類全体の苦痛の前に頭を下げたのだ

恋の悩みや嫉妬はすべて退屈のなせるわざなのだ。
惰性に押し潰されたのだ

よき時代は天から降ってくるものではなくて、
わたしたちが自分でつくり出すものです。
それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ

フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー ( 音声ファイル)、1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、ロシア帝国の小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。