世界中が理解できる方法と言語と表現で、われわれの勇気とプライドを示し続けること

どういう役柄にしたらいいかということも大切ですが、歌舞伎の場合はやっぱり伝承とか型も大事です。伝承や型を考えてみて、脚本を読んで全体の意味を知りその中で自分の役が何を表現したらよいのかを掴まなくてはならないんです

生きるってことは、僕は映画を作って生きてきたわけだから、じゃあ俺が作ってきた映画もそういうものだろうと。過去をとやかく言ってもしょうがないから、これから作る映画を処女作として作るつもりで、画学生や、恋人や子供に遺書を残した戦没者のように、自分も1本映画を撮ろうと思った時にあったのが『その日のまえに』だった

ステップを踏んで、選手は育っていくんです。確かにファンの皆さんから見たら物足りない所もあるかもしれないが、段階を踏んで選手は力をつけていっていますから、暖かい目で見守って欲しい

優れた武術家はどんな時も緊張せず、相手に備える。無念無想の境地で敵を読む

舞台ほど、一か八かのものはない。だから面白いんですよ

眼がカメラだったらいいのに、って、いつも思うんですよ。

物質と心って反比例する

人間は弱いものだからね。平穏無事に生きている時は大して良い考えなんか出てこないのさ。ここを踏み外したら真っ逆さまだぞと追い詰まった時、やっとこさっとこ頭がフル回転し始める

楽なとこに行き過ぎるなよ

舞台を袖から見て覚える

昔、映画館には気持よく泣くために行くような感じがあった。今は、泣けるような映画がすくない。もちろん、泣ける映画がいい映画だといっているつもりはない。本当に辛いことを観たとき、涙なんかあまり出てこないだろう