人間は恋をしている時には他のいかなる時よりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである

どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である

学者とは、その観察と経験から、現象相互の一定の関係について、いろいろな仮定を引き出す人のことである

探検家は、まず第一に、やるかやらないかという決心をする前に調査をするよりも、やるという決心をしてから調査をします。決心・・

人間は自分の言った通りなんか生きられません。そんなことしたら死んじゃいます

われわれ作家仲間には、「話がうまくなると小説が下手になる」というジンクスがあります。小説家はあまりお喋りするな、講演なんか引受けるな、という教訓ですね。ですから今日のお喋りがへたなのは日本文学のためです

全ての人に平等に課せられているものは、いずれ訪れる「死」とそれまで延々と続く「生活」だけ

環境が人をつくるということにとらわれてしまえば、人間は単なる物、単なる機械になってしまう。人間は環境をつくるからして、そこに人間の人間たるゆえんがある、自由がある。すなわち主体性、創造性がある。だから人物が偉大であればあるほど、立派な環境をつくる。人間ができないと環境に支配される

僕は世界一孤独な人間なんだ

忍耐と信仰とは山をも動かす。

人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである。人生は心がけと努力次第である

人並み外れた献身というか、そこに注ぎ込むエネルギーが尋常ならざるほどの量でなければ、そう簡単には人を感動させられないと思います