この世界の広々とした戦場で、この人生の野営陣地で家畜のように、ただ黙々と追われていないで、敢然として闘う英雄になろう

野心──生きているうちは敵から罵言され、死後は味方から冷笑されたいといった、抑え切れないような激しい欲望。

自分に何ができるかを知っている人間は、自分以外にはいないが、自分でさえ、試してみるまでわからない

人生は幾度かの死と、幾度かの復活の一続きである

進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくかを、描いたつもりです

「病気で苦しんだ。ダカラコソデキルコト」病気してる人や辛い人の気持ちを理解できる。健康について深く学べる

人間はだいたい、無理をしたいんです。というのは、欲望というものがあるから。誰でもみな、金持ちになりたいし、大臣になりた・・

（詰将棋について）実践ではなかなか現れないようなロジックで成り立っているものが多いのでそうしたことを理解することが速く解くことにつながる

余りに多くの情報を手に入れすぎると、逆に先入観に囚われて独自の発想が出なくなる。大事なのは「見て忘れる」ことです

人間は自らが望む未来の大きさに合わせて、成長する

人間に挫折や失敗はつきものである。問題は、そこから教訓と成功の糧を引き出せるか否かである

道教は儒教や仏教とはちがって、なげかわしいこの世の暮らしのうちにも美を見出そうとするのだ。酢の味見をする３人の者という宋のたとえ話は、見事に、これら３つの思想の特質を浮き彫りにしている。釈迦と孔子と老子の３人が酢の壺――人生の象徴――の前に立って、それぞれ指を浸しては味見していたが、実際家の孔子は酸っぱいと言い、仏陀は苦いと言い、老子ひとりが甘いと言ったというのである