名言大学

錯覚いけない、
よく見るよろし

一人前になるには50年はかかるんだ。
功を焦るな。
悲観するな。
もっと根を深く張るんだ。
根を深く張れ

時代は変わっても、
人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だということは変わりません。
いまの人も苦労はしてるが、
それは物欲を満たす苦労で、
自分独特、
独創の苦労ではない。......

人はだれでも特異な存在であり、
無から有を創り出す力を授かっている

棋士は無くてもいい商売だ。
だからプロはファンにとって面白い将棋を指す義務がある

勝負は、
その勝負の前についている

イチかバチかのやけっぱちみたいなことをやるのを、
勝負師という人があるが、
これは間違いです。
そういうのは勝負師とはいわない、
賭博師という

着眼大局 着手小局

全局のことでも、
また局部、
局部のことでも、
その一手の差を慎重に、
そして最善をつくす人が、
「勝ち」にゆくわけで、......

私は将棋は創作だと考えている。
何はともあれ、
一歩先に出た方が勝つ。
もし一局ごとに新手を出す棋士があれば、
彼は不敗の名人になれる。
その差はたとえ1秒の何分の一でもいい。......

人生は将棋と同じで、
読みの深い者が勝つ

僕には不利だ、
不可能だといわれるものに挑戦する性癖がある。
全部が全部成功するわけではないけれど、
それが新型になり、
新手を生み、
つまり将棋の進歩に繋がる。......

男は毬であってはならぬ。
ちょっと頭をなぜられてはポンとはずみ、
指一本触れただけで転がる。
はずみそうではずまず、
転びそうで踏みとどまるものを持っていなければ男ではない

踏まれても叩かれても、
努力さえしつづけていれば、
必ずいつかは実を結ぶ

やっぱり狙いをつけた一心さ、
ですね。
そういうときは、
かりに失敗しても、
非常にいい経験というか、
つぎの知恵になります

せんじつめていえば、
そのもっている欠点を長所にする。
これがプロの芸ということになるわけです

アマチュアは駒を動かしただけなんです。
「指した」ということとは別のことですよ

大切なのは創造です。
人真似を脱し、
新しいものをつくり出すところに、
進歩が生まれる

一心になれる人というのは、
自分の人生を完成しますな。
世にいう成功者の秘訣というのは、
これじゃないかと思う

プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、
プロの道は独創。
またそうでなきゃ通用しない。
だから苦しいが喜びも計り知れない

おれがにらめば、
横には動けぬ銀でも横に動くのだ

将棋というのは、
勝負ではあるけれども、
やはり娯楽であり、
遊びのものです。
とすれば、
楽しみのあるものにしなければいけない

まぁ生まれ直す事があったらね、
2つから3つぐらいまでに将棋を覚えて、
もういっぺんやり直してみたいと。
今度は丈夫な体でね、
名人を角落ちぐらいでね、
からかってみるのも面白いと、......

一時期、
ぼくは、
神の前に出てもひるまない、
そういう将棋を追求した時代があるんだが、
突きすすめたものは、
そこにきびしさがあり、......

たどり来て、
未だ山麓

もともと将棋というのは、
落ち着きのなかに勝負のアヤがあるものなんです。
落ち着きを失ったものが敗れるようになっておる

歩は素晴らしいものだよ。
敵の陣地に行けば金になるけど相手に取られると歩に戻る。
こんな合理的ないいものはない。
これをうまく使えるやつが名人だ

人間は、
その所作にその人の雰囲気というものが出てくるものです。
そしてこれに、
力のあるなしが出てくる

仕事に惚れ、
事業に惚れ、
一道に惚れ、
それに徹したやつは、
やはりいちずなものが表へ出てくる。
惚れただけでなく、......

人生は、
将棋に似ている。
どちらも“読みの深い人が勝機をつかむ。
“駒づかいのうまい人ほど、
機縁を活かして大成する。
“着眼大局、......

精読するという概念から、
もう一歩突っこんで、
不可能を可能にする努力、
―将棋を創作し、
また、
勝負を勝ちきるには、......

難局は、
これ良師だ。
負けることはありがたい。
負けて目覚める、
あの手この手だ。
苦しみが勉強になる

この幸三、
名人に香車を引いて勝ったら大阪に行く

プロがきちんと確認もしないで俺の一言で投了したんじゃあ、
お前の棋力はそんなもんだよ

おいでなすったな、
と思った。
たぶんこれ(「われわれのたしなむチェスと違って、
日本の将棋は、
取った相手の駒を自分の兵隊として使用する。
これは捕虜の虐待であり、......

(「じゃあ君は一体なんだ?
」と木村が反論したところ)ゴミにたかるハエだな

(木村名人に対して)名人など所詮はゴミのようなもの

冗談をいわれては困る。
チェスで取った駒をつかわんのこそ、
捕虜の虐殺である。
そこへ行くと日本の将棋は、
捕虜を虚待も虐殺もしない。
つねに全部の駒が生きておる。......

「我」が強いものは、
独創的な、
いい手を発見することが多い。
「我をすてろ」とよくいうが、
「我」は勝負のうえでたいへん大切なものである。
「我」があり、......

不成功に終わる人というのは、
自己に無意識のうちに自信喪失させるような暗示をかけている。
おれはもうダメだとか、
終わりだとか、
始終ボヤいたりして、
自分を奈落の底に落ち込ませるような自己暗示をね。......

しめあげの局面になると、
いよいよますます落ちついてきて、
決して勝機を逃さないのがいる。
これがほんとうのベテランである。
この最後の落ちつきは過去のにがい経験からのみ得られるもので、
一朝一夕には得がたい力である

私はもともと、
人生というのは、
一手違いだと考えているんです。
将棋でいう一手の差で、
もう勝敗が決まる

定跡というものを、
私は頭から否定しておった。
定跡は序盤における模範的な指し方であり、
これにしたがっとれば間違いはない。
だが、
そこには将棋を指すことの感激もなく、......

定跡というのは、
ある程度まで手順を進め、
これにて下手よし、
としてあるんだが、
本当の勝負はそこから先なんですよ。
上手もそれなりの用意があるから、......

あなた(木村義雄十四世名人)が悪いと断定した石田流で、
私はあなたに勝って見せる

新手一生

息長く心ゆるやか手ゆるまず

通身是手眼

香一筋名人の上

升田なくてなんの日本の将棋かな

升田 幸三(ますだ こうぞう、1918年3月21日 - 1991年4月5日)は、将棋棋士。実力制第四代名人。棋士番号18。