名言大学

#棋士

相手の手の内に飛び込むことで、
新たに浮かんでくる一手を消すほうがいいのではないか

負けた時に悔しいという気持ちは常にあります

これだけ長くやっていても、
将棋の可能性はまだまだあるんだなというのは、
実感としてあります。
例えば、
20年も研究されているのにいまだに結論が出ない形があって、
まだ何もわかっていないんだと愕然とするってことは、......

不利な時のほうがかえって気楽

仕事に対していいかげんな人は嫌いです。
遊びに対してはいいかげんはある程度かまわないと思うのですが

点滴をしながらの大局って聞いたことないね

机上の理論や研究だけでは見えてこない部分。
それは実戦を通して身につけていくしかない

最年少優勝は知っていましたが、
世界には僕と同じくらいの年齢で、
もっと活躍している人がいるので、
負けないよう頑張りたい

前に進もうとしなければ、
後退してしまうものなんです

まぁ生まれ直す事があったらね、
2つから3つぐらいまでに将棋を覚えて、
もういっぺんやり直してみたいと。
今度は丈夫な体でね、
名人を角落ちぐらいでね、
からかってみるのも面白いと、......

麻雀は敵陣を見る、
将棋は自陣を見る

勝負師とは、
ゲタをはくまで勝負を投げない者をいうんです

対局に向かうときには、
研究の途中でも結論は付けておかないと自信を持って対局に臨めないという面もありますし、
芸術的な美しさを求めても、
勝負としてはうまく行かないこともあります。
何しろ将棋というのは、
単純ではありませんから

勝ち負けには、
もちろんこだわるんですが、
大切なのは過程です。
結果だけなら、
ジャンケンでいい

勝負において、
奇をてらうような手に、
いい手はない。
いい手というのは本当は地味な手である

最終的には同じ結論にたどり着くとしても それまでの時間とプロセスが全く違います

私は人間のエゴを粉々に砕く瞬間が好きだ

盤上は心の鏡である

もともと将棋というのは、
落ち着きのなかに勝負のアヤがあるものなんです。
落ち着きを失ったものが敗れるようになっておる

半年前の無冠を考えると夢のようです。
また5時間前を振り返っても夢のようです

今努力しても突然強くなるということはありません。
反対に努力しないからといって突然弱くなるということもありません

守ろう、
守ろうとすると後ろ向きになる

どんな場面でも今の自分を認めること

将棋界も「先生」と呼ばれるうちはまだまだだ、
野球界の茂ちゃん、
ワンちゃんのように。
米ちゃんと呼ばれたい

(将棋の答えを見つけたいかという質問の答え)まあ、
そんなに大げさなものはないんですけど。
わかる範囲でわかったらいいな、
とは思っています

ほとんどの優待銘柄は、
権利を取得できる日に向かって徐々に値上がりします。
そして、
権利日を過ぎると値下がります。
この癖がわかってくると優待銘柄の売買がしやすくなります

私語はないけれど、
形勢が悪いとき、
ぼやく人はいますね。
『はぁ、
何やってんねやろ』とか。
隣の部屋から叫び声みたいなのが聞こえてくるときもあります

アルファ碁とかコンピュータとかいう事ではなくやはり棋士としては強い相手と戦いたいというのがあるからどういうものか体感してみたい

勝負事は何でも一緒ですがね、
負けた時は余計疲れますね

これは言い訳になるんですが…震災直後は、
対局することと元の生活に戻すことしか考えずに突っ走ってきたのが、
一段落して現実を突きつけられたんです。
被害が軽かったことに、
罪悪感というか、
申し訳ない気持ちにとらわれてしまって。......

あなた(木村義雄十四世名人)が悪いと断定した石田流で、
私はあなたに勝って見せる

プロの世界だと、
流行の戦型というのは周期的に変化してきているというか、
ひとつの戦法が流行する中で、
工夫とか新しい指し方が編み出されて、
だんだん体系化されてくる

頭の中に空いたスペースがないと集中できない。
対局場に向かうために移動するとき、
基本的になにも考えずに窓の外の風景を見たり、
将棋に関係ない本を読む

全局のことでも、
また局部、
局部のことでも、
その一手の差を慎重に、
そして最善をつくす人が、
「勝ち」にゆくわけで、......

曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとっても辛いものですが、
私はそういう局面こそ強くなるチャンスだと常に考えるようにしています

常に新しいものを求めて未知の世界を開拓していく

楽しい優待ライフを続けるには、
体調の管理も大事

江戸時代の棋譜も残っているのですが、
一局として同じ碁はないんです。
それだけ深く、
変化が無限にある。
個性が出るゲームなんです。
あと、......

私が死ぬ思いをしたのは、
信用取引をやっていたから。
自分の手持ちのお金でやる限りは、
そこまで怖がることはない

調子が戻るまでにはある程度の時間は必要。
一局一局を丁寧に指しているうちに、
いつの間にかよくなっている

大事な局面では長考しない。
簡単に決断する

最善形にしたら、
あとは悪くなるだけ

どうして5分で分かることを授業で45分もかけて教えるんだろう

ラッキーだとか、
ツイていたというように 本当に心の底から思える時が実力なんじゃないか

マイナス面に打ち勝てる知性、
自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、
経験を生かしきるのは難しくなってしまう

株や相場の未来予想について書いてある類は、
まず当たりませんよ。
もし当たるなら、
本なんて書かないで、
ひっそり儲けるはず

将棋というのは、
最初に駒を並べた段階では、
その局面の可能性というのは、
それこそ無限に近いものがあるんですけど、
一手指すごとにその可能性が少しずつ収束されていくものなんですね

落とし穴がある。
経験はプラスにもなるが、
マイナスになることもあるのだ

もちろん、
パソコンや碁盤の前で研究はしていますよ。
でも、
いつの間にかテレビのお笑い番組を見て、
笑い転げているんです

(木村名人に対して)名人など所詮はゴミのようなもの

死んだオヤジの棺の前では正座で、
将棋盤の前ではあぐらというのはおかしい

年代によって、
将棋を知るにしたがって好きなところは変わりますね。
小さい頃は勝つことが一番楽しかった。
でも今は将棋の奥深さが、
すぐには答えの出せない懐の深さが好きです

『自分はダメだ』と思った瞬間に吹き飛ばされているのが、
この世界だ。
逆に周りが無理だと思っていても、
自分が『できる』と思っている間は可能性がある

着眼大局 着手小局

毎回石橋を叩いていたら、
勢いも流れも絶対つかめない

値上がり益は当てにしてないので、
株価が上がっても下がっても一喜一憂することはない

(詰め将棋は)頭の中で将棋をする練習にやるんです、
想像性を養うために

20連勝できたのは実力からすると僥倖(ぎょうこう)としかいいようがない

一番の敵は自分自身である

年をとっても伸びていくのはバランス感覚だと思う