名言大学

手の流れが自然であるかどうか。
そのままの流れで指した場合にバランスがとれるか

仕事の醍醐味とは情熱を持続すること。
結果ではなく内容から面白さを発見すること。
誇りと責任を持つこと

優位のほうは慎重になり、
悪いほうは開き直っているから逆転しやすい

“子ども世代 との対局は自分のこれからを決めるリトマス試験紙

意表を突かれることに驚いてはいけない

対局相手は自分の個性を引き出してくれる存在

自分の考えを時折言語化してみる

仕事に行き詰った時は整理整頓

ごちゃごちゃ考えすぎずにシンプルな思考を心がける

好きなことなら時間が経つのも忘れてやり続けることができる。
本当に夢中になったら黙っていても集中するものだ

マイナス面に打ち勝てる知性、
自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、
経験を生かしきるのは難しくなってしまう

負けた時には絶対に原因があります。
必ず自分自身のなかにミスがあります

時間制限があるからこそ目標に向かって集中できる

将棋とは “粘土 のようなもの ー どんなものにも形を変えられる

道の途中でも、
その時にしか感じることができないものもある

未知の局面に出くわした時、
どれだけ素早くその局面に対応できる力を持つか

今努力しても突然強くなるということはありません。
反対に努力しないからといって突然弱くなるということもありません

棋士は決して逸脱できない法律のなかで、
建物を造りなさいと言われているようなもの

じたばたしても、
あとの人たちがどう見るのか、
影響を与えることはできませんから

どんな場面でも今の自分を認めること

だらしない手を指してはいけない。
とにかく前へ出る

ひとつの局面について読んでいると、
たとえ読みが外れて全く想定していない局面になっても何とか対応できる

調子が戻るまでにはある程度の時間は必要。
一局一局を丁寧に指しているうちに、
いつの間にかよくなっている

まっさらな状態で先入観なしで見ることが一番重要でしょう

山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには “選ぶ より “いかに捨てるか のほうが重要である

本当に将棋の序盤が変わったのは、
七冠を獲った後のことですから。
藤井システムとかが出始めて、
2000年くらいですかね。
凄く大きく変わったのは。
私が七冠を獲った96年頃は、......

大差をつけて勝つ必要はない。
常にギリギリの勝ちを目指しているほうが健全な状態

将棋にはさまざまな種類の駒があって、
それぞれが違う動きを持っている

運命は勇者に微笑む

才能とは10年、
20年と同じ姿勢で同じ情熱を傾けられる力のこと

これ以上集中すると “もうもとに戻れなくなってしまうのでは とゾッとするような恐怖感に襲われることもある

曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとっても辛いものですが、
私はそういう局面こそ強くなるチャンスだと常に考えるようにしています

その人なりの選択を繰り返して多くの手数を積み重ねた結果「棋風」が醸し出される

直感力や感性は総合的に磨かれる

守ろう、
守ろうとすると後ろ向きになる。
守りたければ攻めなければいけない

お互いの考え方の違いや棋風の違いを認識することから成立する対話もある

知識は単に得ればいいというものではなく、
知識を積み重ねて理解していく過程で “知恵 に変える必要がある

現代は様々なリスクが定量化されているので、
必要以上に数値にとらわれると臆病になってリスクが取れなくなります

将棋というのは大海原のような世界ですね。
指していると、
人間の小ささを感じる

不利な時のほうがかえって気楽

漠然とした不安は、
立ち止まらないことで払拭される

将棋に限らず何事でも発見が続くことが楽しさ、
おもしろさ、
幸せを継続させてくれる

人間は将棋を理解していません。
まだまだ知ることが、
たくさんあります

平均点を目指すと、
限界も決まってしまう

忘れていくというのは次に進むための大事な境地

勝ち負けには、
もちろんこだわるんですが、
大切なのは過程です。
結果だけなら、
ジャンケンでいい

自分自身を裏切らない努力の姿勢が、
未来の結果として現れてくる

ハートで考えるという概念がとても好きです

いかに集中するかではなく、
いかにうまく休むかということを考える

指導の基本は本人が気づくための時期を待つ