名言大学

サイゴンでは毎日のようにプラスチック爆弾が破裂して、
大半は無告の民が死んで行くわけですね。
キャバレーの女性のバラバラの肉体、
血まみれの腸、
目玉、
太ももを忘れようとしても忘れられないけれども、
いざ書こうとすると、
道端のハイビスカスの花がどう揺れていたかがよみがえってくる

開高健

開高健

開高 健(かいこう たけし/かいこう けん、1930年〈昭和5年〉12月30日 - 1989年〈平成元年〉12月9日)は、日本の小説家。組織と人間の問題を扱った『パニック』『裸の王様』や、ベトナム戦争取材の体験をもとにした『輝ける闇』などがある。また趣味の釣りについて世界各地での体験を綴ったエッセイ『フィッシュ・オン』『オーパ!』などでも知られる。

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