我々は過去を振り返ることによってではなく、未来に対する責任によって賢くなるのである

一生政治家にだけはならないという覚悟を決めていたのに、菅直人さんに口説かれて入ったんですよ

何でもいいから気がついた時から、興味のあることに関して「手を動かす」ということをやっておく。何はともあれ、熟練に向けて何かを始めるところにこぎつけてしまえばこっちのものです

時間は流れていく。そのことそのものが、人の心にいろんな考えや思いを与えて整理を難しくしてしまう

僕は日本人にはエロスが薄いんじゃないかと思ってます。民族性か種族性か、どう呼んでもいいんですけど、この種族がエロス的にどうなのかと言えば、全体として物凄く関心が薄いんじゃないかと思います

人生の悲劇は、生きていながら内部では死んでいること。いつわりのない感情の死、心をふるいたたせる反応の死、他人の苦しみや・・

苦難の最中(さなか)にあっても、決して不幸にならずに生きていけるのが人間だ。

遊ぶことの好きな女は、魅力があるにきまってる。多情淫奔ではいささか迷惑するけど、迷惑、不安、懊悩（おうのう）、大いに苦しめられても、それでも良妻よりはいい

失敗せざる魂、苦悩せざる魂、そしてより良きものを求めざる魂に真実の魅力は少ない

絵画が視覚を、音楽が聴覚を魅するように、料理は味覚を虜にする

人生は次々の享楽ではなく、次々の欲望のうちに終わる

ポイントは「カッコいい事をやる」、ではなく「カッコ悪いことはやらない」ってとこ。カッコいい事をやろうとすると無理が出てくるし、むいてない事もしなきゃいけなくなるでしょ。でもカッコ悪いと思うことをやらないだと、またニュアンスが変わるんです。〜中略〜 カッコ悪くないか、粋か、野暮か、は重要です。あくまで、他人対してどうかではなく、自分にとってどうかです