難局は、これ良師だ。負けることはありがたい。負けて目覚める、あの手この手だ。苦しみが勉強になる

一般に、特権を備えた特別な地位を獲得するために大衆から抜きん出ようとする野心が存在する。 しかし人生の真の巨匠は、大衆の単なる一部であることに偉大さと成功を見る。共通の地盤ほどよき効用のあるものはない

失敗しても、そこから勉強することが大事なんです。失敗の原因を考えて、もう１回トライする。何回もやったら、スポーツといっしょで上達するかもしれない

人間は、現状を否定することからのみ、成長できます

かつての大企業では、明文化はされていなくても、組織の中でやるべきことが決まっていた。アーカイブをいかにすばやくキャッチアップし、ミスなく応用できるかが重要だった。だから、学校の勉強ができた人間が企業でも活躍できたのです。しかし今は、大企業も変革を迫られている。そこで必要なのは革新型の人間です。アーカイブ型の人間は生き残れません

真理！眼をしっかり開いて、生命の強烈な息吹を全身の毛穴から吸い込み、物事をあるがままに見、不幸をまともに見つめ、そして笑うのである！

最後に感謝できるような、人生を送れるか。長く生きられたかどうかは関係ない。大切なのはいま、どう生きるかだ

自分のことはさておき、将棋と教育という面ですと、現在は、東大はじめ、一流の大学を卒業した棋士が増えてきています。私たちの頃には考えられませんでした。将棋によって思考力であるとか記憶力であるとか、決断力・集中力、色々な力が身に付いたということでしょうか

歴史は人間を賢明にし、詩は多才あるものにし、数学は鋭敏にし、自然哲学は深遠にし、倫理学は重厚ならしめ、論理学と修辞学は・・

私は変な勘繰りや、深読みをせずに、自然に「この人間ならリーダーができる」と思った人間に任せるようにしていました

そもそも限界というものはあり得ない。ただ平面が永遠に広がり、最果てはない。しかし、それでもそこに留まっていてはいけない。その結果、命を落としても、それはそれまでの話なのだ

財産というものは、人間の道徳的価値や知能的価値をつくるものではない。凡人には、それが堕落の媒体となるだけだが、確固たる・・