世の中には二通りの人々がいる。（実際に）仕事をする人と、それを（自分の）手柄にする人だ。前者ははるかに競争が少ない。

愛は律法の完成である。

政治においてはしばしば敵から学ばなければならないとは昔からの真理である

物事はひとりで判断してはいけない。必ずみんなで論議して判断しなさい。些細なことは、必ずしもみんなで論議しなくてもよい。ただ重大な事柄を論議するときは、判断を誤ることもあるかもしれない。そのときみんなで検討すれば、道理に適う結論が得られるだろう

報いを受けるだけの功績がないのに称賛されるよりも、称賛を受けずに報いを受けるだけの功績のある方がよい。

規模で見た強者が勝つと決まっているなら、戦略も戦術も考える意味がないはずです。全面戦争を挑もうというのではなく、「どこで、どう戦うか」ということを突き詰めて考える。決まったらそこに資源を集中投下し、その局地戦では必ず勝つようにするのです

ほとんどの戦いの勝敗は、最初の一発が撃たれる前にすでに決まっている

銀座で月日を過ごした今では容姿や裕福さよりも、お金を賢く使えること、多くの方から信用されていること、相手の気持ちを察することができること、この三つを兼ね備えている方に巡りあいたいと願っています

選挙直前に国民に聞こえのいい話をする政権に信頼を置くことはできない

いまか、いまかと地震に怯えながら暮らすのは頭のいい人のすることではない。しかし、いつ地震が来ても大丈夫なように、心とモノを備えておくことは大切なことだ

最初の回訓を受理した日は、一晩中私は考えた。考えつくした。回訓を、文字通り民衆に伝えれば、そしてその通り実行すれば、私は本省に対して従順であるとして、ほめられこそすれ、と考えた。仮に当事者が私でなく、他の誰かであったとすれば、恐らく百人が百人、東京の回訓通り、ビザ拒否の道を選んだだろう。それは、何よりも、文官服務規程方、何条かの違反に対する昇進停止、乃至、馘首が恐ろしいからである。私も、何をかくそう、回訓を受けた日、一晩中考えた

窮状に陥っても悲観しないことです。自分は(戦争で)財産が一瞬にして無くなったことがありました。しかも莫大な個人負債ができたんです。普通は首でも吊ってしまわなければならないほどの困難な状態ですわ。しかしこれでも死んでいる人よりましや、弾に当たって死んだ人もたくさんあることを思えばぼくは恵まれてる、こんなに恵まれている自分は幸せや、ありがたいことや、そう思ったら悲観することはない。それで歓喜をもってこの困難に取り組んでいこうと考えてやってきたと思うんですよ